蒲郡のみかん栽培の歴史は長く、実に300年の歴史があるといいます。
生産量は多くはないものの、地域の目ぞろえや生産情報の共有、
昭和に入ってからは品評会などを行うことで
その品質を高めてきました。
当時から高級みかんの産地として、高い評価を受けていました。
そんな産地に転機が訪れたのが昭和中期
全国に多くのみかん産地が乱立し、みかん価格の大暴落に至ったのです。
常に高級みかんを作り続けてきた蒲郡は大変な痛手を受け
「このまま安いみかん競争に巻き込まれてはならない」と思いから
ほかの生産地が作らない、
夏場のみかんを実現するため「ハウス栽培」に取り組むことになったのです。
ハウス内で春夏秋冬を疑似的に作り出し、
秋に花を咲かせて夏に収穫をする、とてつもないチャレンジでしたが、
300年かけて学んだみかんのノウハウを駆使することで、なんとか実を結び
昭和後期には日本を代表するハウスミカン産地となりました。
蒲郡が受け継いできた高い技術によって生まれるハウスミカンは、
濃厚でコクがあって美味と評判を呼び、
夏のギフトに欠かせない果物となりました。
そんな唯一無二の産地は今
デコポンをはじめ、せとか、はるみ、カラマンダリン、あすみ… などなど
様々な柑橘に挑んでいます。
伝統の技術をもって
様々な柑橘にチャレンジする、それが蒲郡の今の姿です。
春〜秋にかけて、
美味しい柑橘をお求めの際はぜひ思い出してください。
今日は「蒲郡の柑橘」を覚えておいてください!
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