【築地ぷらす】毎日食べるものだから…調味料にもこだわってみませんか?マルシェで大人気の石孫本店さんの味噌と醤油

調味料にこだわると世界が変わります


築地市場ドットコムのTwitterの中の人です。ほぼ毎週、都内のどこかのマルシェに出没している築地ぷらすですが、どこのマルシェでも必ず注目を浴びる人気の商品があります。それがこちらの、石孫本店さんのみそたまり(左)と百寿(右)です。「みそたまりってなんですか?」とお客様にもよく聞かれるのですが、一言でいうと「味噌の中にたまるうま味のエキス」です。お醤油感覚でお使い頂けるのですが、甘さ控えめでコクもあるのでお吸い物やうどんのつゆにも最適。なかなか他店では見かけない商品なので、気になった方には是非トライして頂きたい一品です。

百寿(ひゃくじゅ)は石孫本店さんを代表するお醤油のひとつで、秋田県産大豆を砕かず丸大豆のまま、そして同じく秋田県産小麦、粗挽き天日塩、などの材料も製法もこだわり抜いた昔ながらの純正醤油です。石孫本店さんの一番人気商品という事もあり、メディア露出も多いためこちらの百寿はすでにご存知のお客様も非常に多いです。「あ、これテレビで見た事ある!」と仰って、まとめ買いされていくお客様も珍しくありません。

石孫本店の歴史


安政二年(1855年)、初代石川孫左エ門が元々酒処であるこの地(秋田県)が醤油醸造にも適することに着眼し、杜氏南部三郎を招いて研究を重ねました。その後、当時の岩崎藩藩主・佐竹公へ醤油を献上、賛を博したことから広く一般にも用いられるようになり、事業の基盤を確立します。これが石孫本店のはじまりなんだそう。当時はまだ醤油というものが広まっていなかったそうで、醤油づくりのパイオニアとも言えますね。


味噌の醸造は二代目から始まりました。この地方は農村部落であり、米や大豆の収穫が豊富だったため、もともとは各家々で自家用味噌を煮ていました。二代孫左エ門は味噌が米飯に次いで「滋養調味品」であるところに注目!
原料を選び抜き、米麹の改良を図り、最適な熟成期間の設定など、様々な研究を重ねた結果、美味しい味噌づくりに成功したそうです。


その後も長い歴史の中でいろいろあったそうですが長くなってしまうので詳しくは石孫本店さんの歴史のページを読んでもらうとして…。
私達が石孫本店の醤油や味噌と出会ったのは、もともとはインターネット通販でのお取扱いがきっかけでした。商品ページを作成する為、現地まで取材に赴き直接お話しを伺った事で、醤油や味噌に対する熱い想いを聞かせて頂くうちに、直接ストーリーをお客様に伝える事が出来ないかな…?という事で、マルシェ店頭でのお取扱いも実現!


また、2011年3月、東日本大震災の際には石孫本店で一番大きく古かった一号蔵が倒壊。大切な一号蔵を失った事は大変辛い経験となりました。
これらも含めて、東北支援の一環という事もあり商品とともに、石孫本店さんそのものを皆様にお伝え出来ないかな…という事で、マルシェ店頭では店長・八下田が石孫本店の営業マンとなって(笑)いろいろご説明をさせて頂いております。ご興味を持たれた方は是非、八下田にお尋ねくださいね!

販売前にはスタッフ全員で試食をしています


ただ商品を販売するだけではなく、石孫本店の醤油や味噌の良さもきちんとお伝えしたいので、マルシェ店頭に並べる前に必ず店長・八下田をはじめ、販売スタッフや社内スタッフも一緒に試食を行っています。もちろん、中の人も参加しています\(^o^)/
正直、醤油や味噌ってそんなにどれも変わらないんじゃ…って思っていたのですが、とんでもないです。同時に食べ比べているから、というのもあるんですけど、ハッキリと味が違う~!ってわかります。スゴイ。


こちらは割と最近、マルシェ店頭に並ぶようになった石孫の金の蔵という味噌です。中の人、個人的には今一番のオススメ!しかも減塩タイプ!
こちらは味噌汁よりも、そのまま食べる味噌という感じでの使い方がよいですね。酵素も生きたまま体に届きそうです。


つぶつぶ、見えますか?食べていると、原材料の質感や旨みをそのまま感じる事が出来ます。この味噌をそのまま生野菜につけて食べても美味しいのですが、金の蔵にマヨネーズをちょい足し、ピーナッツバターをちょい足し、するなどしてディップ味噌として使うと洋風テイストになって面白いんですよ。クリームチーズとの相性もよいので、カナッペなどにも載せてみてはいかが?

黒味噌


黒味噌はその名の通り、真っ黒なお味噌です。八丁味噌なども黒っぽくて有名ですが、それ以上に黒いかも知れない。しかし、この黒色の濃さからは想像できない甘口の味噌はおでんなどにつけて食べるとオススメです。
米麹をたっぷり使った吟醸味噌を三年熟成させました。長期熟成で生まれた深い旨味が特徴なんです。


「石孫の秘蔵っ子」と言われるこの黒味噌は、「吟醸孫左エ門味噌」を二年以上熟成させたもの。長期間寝かせたことで、アミノ酸が増加し、コクのある甘口の黒味噌が出来上がりました。


この金の蔵と黒味噌、原材料を見るとなんと同じなんです。でも、微妙な製造方法の違いや熟成期間の違いなどで、こんなにも味噌の色合いや風味が変わってくるんですねえ。奥深いです。

外国人のお客様も興味を示されます


場所にもよるのですが、恵比寿マルシェなどはもともと外国人のお客様も多く訪れる場所です。醤油や味噌は日本人だけのものではありません!外国人のお客様も、「MISO?」と興味を示される事が多いので、頑張って英語版のPOPも作成しました!また、石孫本店オリジナルの英語のカタログもご用意しておりますので、日本の発酵食に興味をお持ちの外国人のお知り合いがいらっしゃったら是非、ご紹介お願いしまーす(笑)。


石孫本店の歴史も感じて頂きたいので、ディスプレイにはかなり気合を入れております。気軽に楽しめる、お試しミニサイズのご用意もありますので是非遊びにいらして下さいね。

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