こんにちは。鮮魚担当の中村です。
いつも天然本まぐろを販売している米彦さんから「良いマカジキ買ったからやる?」と提案がありました。
セリ落としたのは、1/23。
「鮮度が良すぎるから寝かした方が良い!」とのことで、相談して翌週の金曜日(本日)にお客様へ出荷に決定。
今回、魚の丸の状態が撮れなかったのですが、イメージとしてはこんな感じ。
腹に氷をたっぷり詰めて寝かせます。ちなみにカジキのトレードマークである「吻(ふん)」と呼ばれる長いツノ(上顎)は危ないので、産地でノコギリで切ってから豊洲に運ばれます。
1/28 品質チェックのために切った断面を見てきました。
何とも言えない朱色の身が美しい!
マカジキは、鮪とは違い、血合いが外側に向かって入っており、脂は腹だけではなく、背側にも背びれに近い部分からサシが入ります。
そして本日。こちらのショーケースに入ったものが、当店のお客様用のマカジキ。
豊洲より石川県などに上場されることが多いので、店の前で足を止める人もちらほら。
断面を見ましたが、脂が回ってきて前回より白っぽくなり美味しそうでした!
1つ1つブロックに切り出します。
丁寧に、給水シートとグリーンパーチ(水産では通称:青紙)に包んで出荷します。
鮨屋では、もっと大きなブロックで買って更に寝かせるお店もあります。
先ずは、刺身そして漬けがおすすめです。
いつも入荷するものではないので、どうしてもスポットのご案内になってしまいますが、一度食べたらファンになってしまうような魚ですので、まだ体験したことのない方はぜひお試しください!