豊洲市場ドットコムのウラガワ。 
商品部 青果チームの大村です。「食の会制度」を使って青果チームの繁忙期前の決起会を行いました。普段料理をしなさそうな社内の男性陣が包丁を持ている姿を見て、ドキッと・・・
は、しませんでした。（笑）
テーマは青果チームも魚を捌けるようになる！です。
（株）食文化には社員の福利厚生の一貫として「食の会制度」というものがあります。
「食の世界でその道のプロになる」になるために、その経験値獲得にかかるコストを一部会社が負担してくれる有難い制度です。
～お品書き～
静岡県産 枝豆
宮崎 伝統野菜 佐土原なすの焼きなす
下関 古串屋の鱧落とし
閖上産 赤貝のお刺身
山口県産 真あじのたたきとお刺身
古里精肉店 4等級飛騨牛のランプ
大分産 甘鯛の松笠揚げ
太刀魚の塩焼き
〆のからすみバター餅
おまけ Comme’Nのジャンボン・ブール
食後のフルーツ やまがた紅王（さくらんぼ）＆金色羅皇（すいか）
それぞれが料理をすることになっているので、タイミングよく料理が出せるかわからず箸休めとして枝豆、焼きナスをたっぷり用意しました。枝豆は両端をカットするのが食文化流。こうすることで均等に火が入り、塩味もしっかりつきます。焼きナスはグリルで皮ごとこんがり焼いた後、味噌・ゴマ・酒・醤油を絡めて冷やしました。
まずは、料理が始まる前にみんな揃って下関の料亭 古串屋の鱧落としをいただきました。（うまいもんドットコムで販売している商品です） さすがプロの包丁の技！骨をほぼ感じません。茗荷・ネギ・梅肉・もみじおろしなどもたっぷり色々ついてくるので届いてそのまま楽しめるのがいいです。
さて、ここからはメンバーそれぞれが調理を始めます。まず初めに、入社してから約3年、青果一筋の鈴木さん。彼女は魚介好き。ということで、貝を担当してもらうことに。当日豊洲市場の水産棟を回ったら閖上の赤貝があったので赤貝を刺身にしてもらいました。手際よく貝をこじ開け、さばいていきます。あしらいを自ら確保してくるくらい盛付にもこだわっていました。さすがです。
続いて、青果歴10数年の赤羽さんと食文化に入社して約1年の冲田さん。どちらも料理するイメージが全くなく、初心者向けのアジを手配しました。きれいに捌けなくてもなめろうにしてしまえばいいかなという配慮です。
悪戦苦闘しながら二人でさばいてしましたが、期待を裏切って最後はきれいに盛り付けてにっこり笑顔。
脂乗りが程よく、骨もしっかりとってくれていたのでお刺身もなめろうも抜群においしかったです。
ここで気分を変えてお肉に。メインディッシュです。うまいもんドットコムで人気の古里精肉店の飛騨牛を取り寄せました。じっくりグリルパンで新にんにくと一緒に焼きました。1面×約2分。ドキドキしながらカットしましたが、ちょうどよい加減に火が入りました。
選んだお肉は4等級のランプ肉。サシも入りながら、赤身の旨みも感じられ、しっとりと柔らかい！みんなで感動して、赤ワインが進みました。
お肉を堪能したら、次は青果チームの新人・地子さん。なんでも器用にこなす彼女には事前にメニューは指定せず、市場を歩きながら決めました。甘鯛がどこのお店にも置いてあったので、甘鯛に。お刺身もいいなと思ったのですが、揚げ物がメニューになかったので松笠揚げに決定！朝にメニューを決めて、夕方にオフィスを出発するまでの間にインターネットで捌き方・作り方をインプットしていました。
料理を作って提供のスタイルではなく、みんなの前で上げるライブ感。アツアツの油をかけると鱗がパーッと立ち上がり、きれいに仕上がりました。アツアツをそのまま1人1人に配って、塩をかけてハフハフしながらいただきました。身が柔らかく、鱗のぱりぱり食感がたまりません。
そして、魚の最後は大村が太刀魚をチョイスしました。春先から太刀魚の白子の塩焼きを食べてみたくずーっと探していたのですが、白子だけでは売っているところ、提供しているお店がなかなかなく・・・これはもう自分で捌くしかないと今回の裏目的でもありました（笑）
ただ、魚のプロでもある仲卸でも太刀魚は捌いてみないと雄か雌がわからないそうで、確率は1/2。。。
市場で立派な1.4kgUPの太刀魚をゲットしてきて、いざ！！！！
結果は、雌でした・・・（残念）。出てきた卵はその後に漬けにしていただきました。白子が出るまであきらめません！肝心の身はグリルで塩焼きに。とっても柔らかく、脂乗りが最高でした。
ここまでがメニューだったのですが、〆がないことに気づき、急遽追加。
1品目は「からすみバター餅」。なんとも危険な食べ物でおいしくてついつい食べれてしまうのですが、ハイカロリーです。からすみは社内のSさんがシーズンに作ったものをいただいていたのでそれを使いました。程よいからすみの塩気とバターが食欲をそそります。赤羽商店ののりを巻きました。
2品目は今週販売予定の九品仏にある Comme’Nさんのパンでジャンボン・ブールを用意しました。撮影で余ったパンをいただいて冷凍していたものです。パンのおいしさに感動。そして、おなかがいっぱい。パンのすばらしさはこちらをご確認ください！調理画像は撮影を失念したので、イメージです。
食後は青果チームらしくフルーツを。新品種やまがた紅王と千葉県産の金色羅皇。
どちらも種飛ばしをしたいと、外に出て夜風にあたりながら食べました。街頭の下で種飛ばしを下のですが・・・種が見えず企画倒れでした。大笑いして盛り上がった夜でした。
