石狩のモクズガニ(メス)を紹興酒漬けにしてみた

田中です。水産チームの担当からご指名でモクズガニどうですか?とのことで入手しました!

モクズガニ、お初です。

事務所で受け取った瞬間からごそごそごそごそ。リュックに氷と一緒に詰めて帰ってきたのですが電車の中でもリュックの中でごそごそ動いているのが分かる・・帰りながらモクズガニについて調べる。。。

ストレスがあると自分で足を落としたり、過密になると戦闘・共食いもするのだとか!でもチルド状態だと比較的おとなしいらしい・・と、リュックの中のモクズガニさんの状態が気になりながら帰宅。

全部で7杯でした。

▼豊洲市場ドットコムでももちろん、販売していました!

■氷締め 『モクズガニ(川ガニ)メス』 外子あり 北海道産 900g〜1kg(目安として1杯150g前後) ※冷蔵 山治

かえって早速泥抜きのためにボウルに移すと常温に戻ってきたからか元気!元気!!なんならすごい勢いで脱走しそうで、ふたをしながら泥抜き開始!何度か水を入れ替えながら数時間泥抜きをした後、

①そのまま塩ゆでして食べる分2杯と

②紹興酒漬けにする残りのカニは日本酒で酒蒸しにしました。

元気すぎて甲羅を下にしながら蒸すのが困難なほどでしたが、ちょこちょこ調整しながら、無事に蒸し作業も完了しました!

「ちょっと良い紹興酒でつけると全然おいしさが違うよ!」と取締役が言うので、リュックにカニさんを背負ったまま、帰りに買ってきた紹興酒。醤油と紹興酒を同じ割合で入れて、気持ち砂糖も加えた特製の紹興酒漬けダレに、蒸したカニを甲羅を下にしてビチビチに詰めていきます。(漬けダレはかなりシンプルな味にしたかったのですが、お好みでにんにくやショウガなどの香味野菜を入れるなどもよさそうです。)

雑談ですが、赤海老とか生の海老を入れて食べたーーーい!の味。

紹興酒漬けは2日後に味見をしたら、かなりしっかり漬かっていたので、ちょうど食べごろでした。

写真は塩でボイルしたモクズガニ。シンプルにカニの味が味わえるし、内子や味噌の味が濃厚で個人的にはボイルが好きだな!と感じましたが、でも紹興酒のたれの味がなぜか病みつきになるのですね。

毛ガニに近い濃厚な味噌が本当にたっぷり入っていて堪能できました!(日本酒必須!)

ちょうど遊びにきていた母親にも出したところ(我が家で1番のカニ好き)黙々と食べていましたが、母親が生まれ育った、青森県三戸町では殻ごとつぶしてスープにして食べるのが名物のお店があるとのこと。おぉ~なんだかそれも美味しそうですが、ハンマーでガンガン叩き割っていたらご近所に心配されそうだ・・。

■噂のスープ、調べたらありました! 青森県三戸町 割烹白山の名物 川蟹すいとんセット

って割烹白山は我が家の親戚宅です。今度帰ったときに食べに行ってみよう!

1年1095食の楽しみを。