山梨の道の駅で出会った ポポー

県外へお出かけする際の楽しみは何といっても道の駅!通りそうな道の駅はすべて行き、地元の美味しいものがないかチェックをしています。

※個人的には長野県中野市の道の駅が今のところ最強です!

巷で言う3連休(当社だと2連休)などがないとなかなか遠方に行こうという気になれないのですが、ここのところ連休が続いていたので、娘が毎年楽しみにしているぶどう狩りも兼ねて山梨県へ1泊で行きました。昨年は弾丸日帰りだったので、今年はもう少しのんびりして、もっと山梨をめぐりたいと思い1泊することにしました。

毎年笛吹の同じ農園を訪れています。あいにくの雨でしたがそれでも娘はぶどう狩りを楽しんでいました。

シャインマスカットやゴルビー、ブラックビート等々、500g級のまぁまぁ大きな房だらけ。もう体がぶどうの糖分まみれ!というほどにぶどうでお腹いっぱい!(ブラックビートが1番美味しかった)

旅は、娘のお楽しみももちろん入れるのですが、大人(私の比率が多いかも)のお楽しみ比重も大きくなり、温泉と道の駅は欠かせないミッションです。

甲府の道の駅から始まり、笛吹、韮崎、甲斐、北杜といたるところを巡ります。その中でも今回結構大きな収穫だったのは北杜市の「南きよさと」道の駅。見たこともないきのこが並んでいてワクワクしたのと、いつも当社代表の萩原がポポーについての記事を共有してくれるので興味津々で、ポポーを食べてみたかった!のポポーがあったのです!これは買うしかない!

しかも親切に、食べごろや食べ方リーフレットまで入っている!熟し具合も帰ってからでも楽しめそうな色合いだったので即決で買いました。すでにこの時点でもポポー独特の強い香りがパッケージから漂います。

無農薬でも栽培することができる果物とのことで、明治時代頃から戦後にかけては広く普及したようですが、収穫後は皮の色が黒ずんだり傷ついたりしやすく流通に向かないとのことで、今は地元消費があるかないかくらいの果物になっています。

種をとってカップに入れて冷凍保存もできるとのこと。でも、当社の代表曰く、ポポーは栄養素をたくさん含んでいるので冷凍せずにフレッシュで食べるのが良い!とのこと。

結構1個あたりも大きく、バナナのようにずっしりとしています。あけびのような見た目でもありますが、縦半分にカットすると可食部がかなり多いイメージです。

少し追熟をさせて、黄色く柔らかくなったポポーをカット。スプーンで皮にそって実をくりぬきます。皮自体も柔らかいので実は取り出しやすいです。トロピカルのような甘くて強い香りがします。ギリギリまで熟した状態のポポーはまるでマンゴーのような風味ととろっとした食味です。アイスとの相性も良いそうです。確かにアイスなどとも混ざりやすい、マンゴーよりは水分量が少なめでねっとりとした質感です。

個人的には、昔あけびは山に散歩にいくとおやつ代わりに食べていたのですが、あけびよりも好きだなー!と感じました。トロピカルな香りで、甘くて。酸味がなくまったりとした濃厚な甘さはあけびと一緒ですが、あけびのようにただ甘いだけじゃないところが良いなと感じました。

また道の駅で珍しいものを探そう!

1年1095食の楽しみを。