奇跡のぶなしめじを使ったレシピ

最近は暴飲暴食をしていないのに、そして程よく歩いたりもしているのになぜか体重が少しずつ増えていくのが気になる田中です。代謝が落ちてきているのですよね…

最近は糖質を抑えるべく、おかず類をたくさん食べ、夕食はお米をあまり食べないような食事に切り替えたり、サラダは葉物ではなく、豆を中心に歯ごたえのあるものに切り替えて満腹感を得ようとしたりと、少し食事の内容に工夫をして、糖質をとりすぎないような食生活を心掛けています。

お味噌汁やスープなどは毎日飲みたいので、そこも具沢山で作るように心がけているのですが、最近読んでいる本「やせスープ100」にドはまり中の私。普段自分ではやらない味付けだったり食べ方が得られることもレシピ本は新鮮です。

そんな本を愛読している中、能登半島地震で生き残った「奇跡のぶなしめじ」を入手!

能登半島地震で被災したぶなしめじの工場では培養中の菌床(ぶなしめじを育てる菌が入った瓶)が多数倒壊し、工場内は足の踏み場もないほど散乱してしまいました。そんな中でも強く生き残っていた、ぶなしめじの菌。

通常の3倍の時間をかけて育った「ぶなしめじ」は、1.5倍のうまみ成分を誇る、野性に戻ったかのような逞しいきのこになりました。

そんな通常よりも旨味の強いきのこは、水から茹でて味を引き出すに限ります!

やせスープの本では、食材のおいしさの引き出し方やスープの基本の調理方法なども紹介されているので、なるほど!と思う事が多いです。水から煮る、フタをしてじっくりと。などの基本を抑えていきます。

水にたっぷりの奇跡のぶなしめじを入れてから火にかけます。この時点ではフタはまだしません。

最近、買いやすくなったきくらげもこの時点で一緒に投入します。きくらげ、食感がたまらなく好きです。この状態で沸騰してくるまでしばらく待ちます。

その間にタンパク質の準備をします。鶏むね肉などでも良いですが、この日はささみを。適当な大きさに切り、酒と砂糖(柔らかくなります)を少々入れて下味をつけたものに、片栗粉をまぶした状態です。

沸騰してきた鍋にこの鶏肉を入れてフタをし、4~5分ほど煮込みます。

鶏肉にまぶした片栗粉が良い感じにとろみを出してくれます。味付けは、塩と柚子胡椒を溶いたら完成!

やせスープは、具材たっぷりタンパク質もとれて、余計な糖質は基本とらなくとも満足のいくスープです。きのこの旨味がたっぷり染み出ていて美味!鶏肉も柔らかく、何よりも柚子胡椒の風味とピりりとした味付けが癖になる、食材の旨味だけを使ったスープです。

1年1095食の楽しみを。