さくらんぼの一大産地 山形県東根に行ってきました

大村
大村

商品部の大村です。加温栽培のさくらんぼがデパートに並び始めていますが、これからが本番!その前に産地に取材と打合せに行ってきました。

4月24日、山形県東根に行ってきました。

駅から車を走らせていると、雨天(あまてん)栽培のさくらんぼの花が満開でした。今年は史上最速の開花で、長年栽培している生産者でも先が読めない状況です。当店ではその中でも厳選してお届けします。

もの凄い量の花が咲いています。

▼出荷リレーはこちら【品種:佐藤錦の場合】

2月末~母の日頃まで:加温栽培(ハウス栽培)⇒価格は高いですが、品質の高いギフト向け。母の日を目がけて栽培します。

母の日明け~6月上旬:無加温栽培(ハウス栽培)⇒冬場の樹の管理に手間がかかります。ギフト向けの高品質。

6月10日ごろ~6月最終週目途:雨天栽培(露地栽培)⇒収穫量が多くなり、管理コストも下がるので価格が安くなります。

今回は、さくらんぼ栽培が盛んな東根エリアの中でも加温・無加温栽培を広大な面積で行っている安達さんの圃場にお邪魔しました。写真は安達和さんです。

加温のハウス内は真っ赤なさくらんぼがたわわに実っていました。加温栽培は2月末~母の日頃まで、主に贈答向けです。朝5時半から9時に収穫します。朝は実が引き締まっており、気温が上がると身質が柔らかくなってしまうため、品質を考えて早朝にしています。

加温は11月ごろから暖房を炊き始めるそうで、昨シーズン(2022年)は暖房費用が1,200万円もかかったそうです。

収穫後は1粒1粒丁寧に選果します。品質を保つため、厳しい基準で厳選して化粧箱に詰めていきます。

見事に美しく整列しています。手詰でしかできない美しさです。

安達さんのさくらんぼは無加温栽培のものを取り扱っています。