食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。
3月22日(金)今朝の豊洲市場
1粒が200~300gの「サザエ」はサイズ感として使い勝手が良いと思います。
特大と言うわけではないのですが、これでも入荷は安定しません。
お刺身にすれば身の引き締まったコリコリ食感を楽しめますし、柔らかい食感がお好きな方は、さっとお湯をかけて霜降りにしてみてください。
炊き込みご飯は三つ葉との相性バッチリ。ワタの部分は茹でるだけでもおいしくいただけますよ。
メヒカリ
その美味しさが知れ渡り、価格が粛々と上昇傾向にあるのが「メヒカリ」。
毎日安定してはいませんが、入荷しています。
「メヒカリ」のおいしさはね、目の当りにしたら虜になりますよね。
塩焼きやフライにして丸ごと食べるのが鉄板ですが、仲卸の押しは刺身!
新鮮だからこそできる食べ方!実は私挑戦したことがありませんでした。
な、ので!先日お家で挑戦してみました。
小肌ほど難しくなく、捌くことができ、それはそれは素晴らしく美味でした。
焼きやフライにするのと大きく異なるのが食感!
いままでは焼きやフライで、その脂乗りの良さと深海魚ならではの“ふわふわ”食感を楽しんでいましたが、
刺身はコリコリとした歯ごたえのある食感で、「メヒカリ」の新たな一面と出会えました。
是非挑戦してみてください。
ウイキョウ
立派な「ウイキョウ」です。
「フェンネル」の名の方が浸透しているでしょうか。ヨーロッパでは古くから薬草として用いられてきた、伝統的なハーブです。
調べると、生け花としてヒットする割合が高いです。
ぜひディルの用途と重ね合わせて、気軽に料理で用いてみてください。
イワシと「ウイキョウ」のパスタは、シチリアの郷土料理。おいしいオリーブオイルを活用して作ってみたいものです。
タガのひとり言「メヒカリは、“とはいっても” 焼きも美味」
上記で「メヒカリ」の刺身のおいしさを押し出しながらも、やはり、やはり、
焼きもおいしいのだよな。