タガの豊洲市場日記:ワタリガニ♂、白ミル貝、生デーツ(ナツメヤシの実) 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    9月4日(金)今朝の豊洲市場

    ワタリガニ(オス)

    ワタリガニ(オス)

    宮城県より産地〆の「ワタリガニ」オスが入荷していました。
    海水温が上昇するに伴って、カニは活発に動くようになります。餌を食べて栄養を蓄えたオスの身は密度が高く、旨みや甘みもピークを迎えまます。
    と、いうことでこの時期は、身の詰まったオスが抜群においしいのです。
    ちなみに、メスは卵を抱える冬から春にかけてが圧倒的におすすめですよ~。

    いわし

    いわし

    「いわし」は少し小さめですが、顔小さくて太い!脂もあります。
    今日はよく見かけましたが、中々安定はしないです。

    白ミル貝

    白ミル貝

    にょい~んと立派な「白ミル貝」です。ナミガイ(波貝)とも呼びます。
    貝ですが、貝殻はきっちりと閉じないのです。

    食べる際は、貝殻を外してバラし、サッと湯に潜らせて皮が剥がします。
    水管は刺身、ワタはバター炒めにするのがシンプルかつ、おすすめです。

    生デーツ(ナツメヤシの実)

    生デーツ(ナツメヤシの実)

    大変珍しい「生デーツ(ナツメヤシの実)」が政義青果に並んでいました。
    デーツは収穫時点では黄色で硬め。そのまま食べると食感は生芋やりんごのような感じでシャキシャキです。
    放置するだけで徐々に茶色っぽく軟化、セミドライのような状態になり甘みが増してきます。
    オーブンで焼いてグリルドフルーツにすると、水分が飛んで甘みや香りが凝縮されてまた違った味わいになるそうです。そこにお好みで蜂蜜やシナモンをかけても良さそう、なんて想像が膨らむ。
    自身でドライデーツを作る体験もできますね。

    タガのひとり言「フレッシュカレーリーフ」

    フレッシュのカレーリーフ!まだ子供ですが、可愛らしい。私もお家で育てたい。