タガの豊洲市場日記:身欠きアンコウ、江戸前スミイカ、とき色ひら茸 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    9月30日(土)今朝の豊洲市場

    身欠きアンコウ

    身欠きアンコウ

    「アンコウ」の身欠きを見かける頻度が高くなってきました。旬は晩秋からと言われますが「西のふぐ、東の鮟鱇」と呼ばれ、特に東日本では欠かせない魚です。

    大きな口をはじめ、インパクトのある姿が特徴的な「アンコウ」。実は魚対サイズによって捕食するものが変わるのです。
    小さい魚体は、鰯や甲殻類。魚体が60cmを超えるあたりから、タラやカレイを捕食しちゃいます。ですのでサイズによって味も香りも全く違うのですよね。

    「アンコウ」と言えば、骨、あご、眼以外は捨てるところが無い魚であることも有名ですね。
    肉・肝・水袋(胃)・ぬの(卵巣)・えら・ひれ・皮の7つ全部おいしく食べられます。それらを“アンコウの7つ道具”と呼ぶのです。

    そうそう私、あん肝はプリン体が多く、あまり体には良いものではないという固定概念があったのです。が、違った。実は免疫力をアップさせるビタミンの宝庫なのですよね。もちろん食べすぎ厳禁ですが。

    身欠きはブツ切りにして唐揚げや、鍋に入れるのが一般的ですね。加熱することでフワっとするのは「アンコウ」の身には水分量が多いからです。

    活ズワイガニ

    活ズワイガニ

    北海道よりいらっしゃった「ズワイガニ」、元気に動いています。

    メスの「セコ蟹」も隣にいました。こちらも活です。内子もしっかり入っていました。

    江戸前スミイカ

    江戸前スミイカ

    今もなお鹿児島などから新イカが入荷していますが、東京湾には立派に成長した「スミイカ」が。新イカもボチボチ終盤かしら。

    とき色ひら茸

    とき色ひら茸

    昨日に引き続ききのこのご紹介。今回は、可愛らしいピンク色の「とき色ひら茸」です。
    鳥のトキ(朱鷺)が羽を広げた時の様子、色から由来しているそうですよ。

    タガの食べ歩き「ペルー料理 ミラフローレス」

    以前、渋谷にあるペルー料理屋「ミラフローレス」で本格的なペルー料理のランチをいただきました。
    わたしは「豆の煮込みチョリソー添え(フリホーレス)」を、一緒に行った方は「チキンのクリームチーズソース(アヒデガジーナ)」を選択。

    フリホーレス、豆はやさしく、チョリソーははっきりした味わいです。スパイスのガツンとした印象は受けません。
    アヒデガジーナ、辛くないチキンクリーム煮といったところです。黄色の理由は辛味の少ない黄色の唐辛子とチーズなのだそう。
    どちらも、マイルド。

    あわせて、かぼちゃのスープやサラダ、デザートに“チチャ”ゼリーもいただきました。
    「チチャ」とはペルー原産の紫とうもろこしのこと。ペルーのアンチエイジング食材として、なんとインカ帝国以前から国民に愛されてきたようなのです。今回はゼリーでいただきましたが、ポピュラーなのはジュース「チチャ・モラーダ」です。これはいつか飲んでみたい。

    総じて、ペルーの味わいや雰囲気を堪能できました。