タガの豊洲市場日記:バラ子、八角(トクビレ)、ドラゴンフルーツの蕾 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    9月11日(月)今朝の豊洲市場

    バラ子

    筋子は膜や筋を取り除き、一粒ひと粒バラバラにした「バラ子」の状態でも入荷します。
    あとは醤油漬や塩漬けすれば良いだけ!
    ご飯に乗せたり、手巻き寿司のネタ、ちょっとした一品に重宝しますね。

    八角(トクビレ)

    八角(トクビレ)

    北海道で人気の魚「八角(はっかく)」、ここ数日安定して入荷しています。“特別に大きなヒレ”を持っており、それが理由で「トクビレ」という別名もついています。
    私も小樽に行った際、市場で購入し捌いたことがあります。ユニークな形をしていますが、思ったほど難なく捌けます。
    脂がのったとても上品な白身が特徴です。刺身で食べてもおいしいですが、焼くと香りが立ちます。私は骨周りは焼いて、身は刺身で食べました。

    ▲スタッフの田中も紹介しています!

    塩水キタムラサキウニ

    塩水キタムラサキウニ

    ウニの入荷形態は様々です。こちらは、塩水ウニ。塩水に浸かっている為塩気が強いかと思われがちですが、逆にウニ本来の甘みを強く感じることができます。産地で剥きたてのウニを味わう体験に近い楽しみ方ですよ。

    ドラゴンフルーツの蕾

    ドラゴンフルーツの蕾

    ドラゴンフルーツの実ではなく蕾(つぼみ)を見つけました!手のひらサイズです。
    特徴としてはとってもネバネバ、粘りが強いらしく、果物としてではなく野菜として料理に用いられます。
    見た目硬そうですが、柔らかいです。天ぷらや炒め物にするとおいしくいただけるそうですよ~!

    ちなみに、実はドラゴンフルーツって、サボテンの仲間ということをご存知でしたか?!

    タガのひとり言「重陽の節句の花」

    9日は「重陽の節句」だとご紹介しました。

    帰り際、入った施設にこんな花が飾られていました。菊をベースにボリュームのある美しい生花です。

    ▲「重陽の節句」についてはこちら