タガの豊洲市場日記:コノコ(ナマコの卵巣)、特大 鹿島灘はまぐり 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    11月20日(月)今朝の豊洲市場

    コノコ(ナマコの卵巣)

    ナマコは“こ”と呼ばれてたらしく。ナマの“こ”はナマコ。卵巣=子は「コノコ」なのだそう。
    確かに!ナマコのわた(腸)は「“こ”のわた」ですもんね!

    「コノコ」は新鮮な卵巣を天照干ししたもので、その姿が三味線のばちに似ていることから「バチコ」とも呼ばれます。
    1枚作るのにナマコを30から50匹が必要といわれており(こりゃ驚いた)、とっっても珍重な高級食材なんです。

    炙ると香ばしく特有の香りを楽しめるそう。日本酒との相性抜群とのこと、気になりますね。

    特大 鹿島灘はまぐり

    特大 鹿島灘はまぐり

    過去最大級の「鹿島灘はまぐり」が入荷しています!大体ひと粒180~200g!なかには250gにまでなるものも!

    はまぐりと言えばひな祭りのイメージもありますが、ピッタリと殻が対になっている様子が仲の良い夫婦を表し、夫婦円満の象徴、縁起物としても知られているようです。
    明後日11/22は“いい夫婦の日”。そんな話をしながらも、ご夫婦で特大なはまぐりを召し上がってみてはいかがでしょうか?

    ▲過去に紹介した「鹿島灘はまぐり」

    コノシロ

    コノシロ

    「コノシロ」のシーズンですね。立派な大きさで入荷しています。大きさだけに脂ものっているようです。

    「コノシロ」は出世魚で出世するたび値段が下がる魚です..。が、コハダ同様酢で〆ると絶品。
    ただ、骨が多いので飾り包丁を入れることをおすすめします。それか骨切りするか。

    ▲コノシロ(小肌)の名前の変化についてはこちら

    タガのひとり言「ローカルアイス おとぼけくん」

    九州のローカルアイスだという「おとぼけくん」(福岡県久留米市に本社がある製菓メーカーのアイス)とはじめまして、をして、おいしくいただきました。
    1979年から販売が開始され、今現在も販売がされているというロングセラー商品です!

    バニラとチョコの2層の味になっており、先にバニラをいただき後にチョコ味がやってくる、というありそうでなかったアイスですね。
    氷の粒?が入っておりシャリシャリとした食感。冬場食べるにはちょっぴり寒いかも。
    ただ、ワンハンドで手を汚さずに食べれるのは良いですね!