【旬の桃は美味しい】カリカリ硬めの桃からトロッと柔らかい桃まで…全8品種の桃の食べ比べイベント レポート(第1回)


こんにちは、築地市場ドットコムのTwitterの中の人です。
2018年8月28日(火)、当店としては初!の試みとなるイベントを大丸有マルシェ部さんと共同で3×3Lab Futureにて開催をいたしました。それは今が旬の桃をテーマにした、桃の食べ比べイベントです。Twitterやこの築地ブログにもよく登場しております、ねぎ部長。以前から「食のイベントやりたいよね~」と話しておりまして、いつかやるんだろうなあ…とは思ってたんですけど今回の桃の食べ比べイベントの開催については本当に突然「やるよー!\(^o^)/」と言われて、えええええ!となりながら数週間で準備を行ったのでした。その為、イベント開催の告知がめっちゃ急になってしまってすみませんでした…。
次回はもっと多くの方に参加して頂けるよう、余裕を持って準備&告知を行いますね(笑)。

さて、こちらが会場となる3×3Lab Futureです。
会社でも自宅でもない、第3の場所=サードプレイスとして業種業態の垣根を越えた交流や活動拠点として使われている施設。とっても明るく、そして綺麗な施設でした。こんなところでお仕事したい(笑)。オープンスクールやセミナー、そして今回の桃の食べ比べのようなイベントがこの施設で行われており、沢山の人達を繋げてコミュニティを形成しているという訳。

 

参加者さん達が来場するよりも一足先に中の人達を含めたスタッフ一同は会場入り。これから打ち合わせや会場のセッティングを行います。

 

めっちゃ広いー!そして綺麗ー!


本日の主役である桃も無事に会場に届いておりました。実はイベント開催の直前に皆さんもご存知の通り、台風の影響で大雨が各地で降った為、もしかして桃が届かないんじゃないか…とか、品種が入れ替わってしまうのでは…と心配していたのですが、桃の手配をお願いした生産者さんのおかげで無事に桃が全て揃いました。しかも6品種を予定していたところ、なんと8品種に増えたw

 

入念に打ち合わせ&リハーサル


司会進行を務めるのは桃の食べ比べイベントの発起人でもある、ねぎ部長です。そして献上桃の郷・福島県桑折町で桃を栽培されている、はねだ桃園の羽根田さんにもゲストとしてご参加頂き、桃農家さんの視点で桃の魅力をみなさまに伝えて頂きました。桃の品種が予定より増えてしまったので、タイムテーブルを修正しつつ入念に打ち合わせ。

 

会場のセッティングをしている間、羽根田さんとおなじくはねだ桃園よりお越し下さった南さん、お友達の鈴木農園の鈴木さんはキッチンで桃の試食をされていました。食べ比べをするにあたり、どの順番で食べたらそれぞれの桃の違いを一番感じる事が出来るか?を計算する為なんですって。さすがです!

 

試食でお忙しいところ、パチリ★
左からはねだ桃園の羽根田さん、南さん。築地市場ドットコムのお客様やフォロワーさんにはすでにおなじみの羽根田さん、これまでにもマルシェやイベントでご一緒させて頂いているので、今回は桃農家さんとして登壇お願いできますか?と依頼したところ、快く引き受けて下さいました!収穫したばかりの桃を車に沢山積み込んでピューンと東京は大手町まで来て下さったのですが、本当に羽根田さんのフットワークの軽さには恐れ入ります。そして、東北食べる通信でメディアデビュー(?)を飾った、南さんも今回はイベントに一緒に参加して下さいました。
福島県の飯坂にある鈴木農園からは鈴木さんが参加して下さいました!中の人は今回初めてお会いしたのですが、桃のほかにりんごやぶどうを栽培されているそうです。登壇はされませんでしたが、裏で桃の検品や試食チェックなどサポートをしてくださって本当に感謝しております。

 

プロのお三方の試食が終わったあと、当店スタッフも参加者の方から質問を頂いた時にオロオロする事がないよう桃の試食をします。これは恵白(めぐみはく)という桃。中の人は初めて食べたのですが、羽根田さん達も珍しい品種の桃という事で注目されていましたよ~。ちなみに南さんは「けいはく、って読むのかと思ってた…」との事(笑)。


桃の試食も完了し、会場のセッティングも済んでいよいよイベントがスタートです!

全8品種の桃をご紹介しまーす


会場に続々と集まる参加者の皆さん。お席を確保したあとは、桃がズラリと並べられているテーブルに集まり撮影大会が始まりました。あとから気づいたのですが、参加者さんの中にはイベント中にもリアルタイムでツイートをしたり各SNSで実況レポートをしてくださった方もいたみたいです。中の人も見習わなければ…。
それでは、イベントに登場した桃をご紹介させて頂きまーす。

 


福島県産・かぐや(菱沼農園)
福島県飯坂生まれの桃で、あかつきよりやや硬めとされています。極晩生の品種です。完熟するとなんと20度をこえてくるんだそう。

 


岡山県産・恵白(岡本陶桃園)
倉敷市は白桃の一大産地。その中で最も遅い時期に収穫されるのがこの恵白(めぐみはく)なのですが、この地区で発祥したとても珍しい品種です。届いた直後は果肉は硬めなんですが、数日転がしておくと果皮の乳白色が少し濃くなるので、それが柔らかくなった合図。

 


福島県産・黄貴妃(羽根田さんのお友達の農園の桃)
まるで桃とマンゴーをミックスさせたような、どこかトロピカルな味わいを楽しめちゃう黄桃の一種。最近、黄金桃に続いてよく見かける品種のように思います。

 


福島県産・あぶくま(はねだ桃園)
大雨の影響もあり、羽根田さんから「あぶくまかゆうぞらか、どっちかになっちゃうかも~」と最初は聞いてたのですが、結局どちらも持って来て下さったのでした。さすが羽根田さん!ゆうぞらの枝変わりなので、肉質はほぼゆうぞらに近いのですが比較するとこちらのあぶくまのほうが繊維があまりないので柔らかい食感を楽しむ事ができます。

福島県産・紅錦香(はねだ桃園)
ちょっと難しい漢字の読みをしますが、これで「くにか」と読みます。野池白桃の枝変わり。長野県生まれの桃ですが、この桃を発見された方の奥さんのお名前が「くにか」だったという、なんともロマンチックな由来のある名前の桃です。

 


福島県産・ゆうぞら(はねだ桃園)
急遽、桃の食べ比べに参戦する事になったゆうぞら、羽根田さんの手書きの説明POPをつけさせて頂きました。上品な香りが特徴的な、ゆうぞら。白桃とあかつきを交配育成、滑らかな肉質を楽しめる桃として一部の方からは絶大な人気を誇っているんだとか…。

 


福島県産・黄金桃(菱沼農園)
有機質の肥料を使い降りそそぐ太陽の陽射しをたっぷりと浴びって育った黄金桃。その名の通り、黄金色に輝いていました。マンゴーを彷彿とさせる芳醇な香りと、緻密な果肉のバランスがとてもよい桃です。柔らかくなった時の甘さはトロピカルフルーツを食べているような感じ。黄貴妃よりちょっと柔らかめの果肉です。

 


福島県産・川中島白桃(古山果樹園)
イベントが始まる前、古山さんからねぎ部長に電話が入ったのですが「いい桃、送っておいたから期待しててー!」との事で、ねぎ部長も中の人もワクワクして待ってたんです。そしたら、なんと!古山さん直筆の糖度証明書つきのとろももが届きました。コレ、糖度の高さによってお値段が変わるという超高級な桃なんですよ。品種としては川中島白桃となります。

いよいよ桃の食べ比べイベント、スタートです


参加者の皆様による桃の撮影大会も落ち着いたところで、桃の食べ比べイベントがスタート。


多くのメディアにも取り上げられている羽根田さんも、いわゆる消費者の方=一般の方とイベントを通じて交流する機会はあまりないそうで、ちょこっと緊張されていたようです。お隣の南さんもかなり緊張されていたようですが、それも最初のうちだけでした。ところで、お二人が着用されている桃のTシャツが手作り感溢れていて可愛い(笑)。

 


本日のイベントの内容や大丸有マルシェ部、そして築地市場ドットコムの説明を一通りさせて頂いたところで、いよいよ桃トークへと移ります。続く。

 

3×3Lab Future(公式HP
はねだ桃園(公式FB
鈴木農園(公式HP
菱沼農園(公式HP
古山果樹園(公式HP
岡本陶桃園(公式HP

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