【豊岡加奈子の野菜ノート】れんこんの収穫を体験しました!

れんこんって、断面が可愛いので大好き
わたくし、断面フェチなのです。
萌える~

3月にれんこん農家さんへ収穫体験に行ってきました!

今回お邪魔したのは、
茨城県の『れんこん三兄弟』 さん
https://www.renkon3kyodai.com/

ダンボールも可愛いっ!

私が執筆をしている365マーケットの取材ということで、
特別に収穫体験もさせてもらいました!

三兄弟の長男 宮本さん
(れんこん三兄弟という名前の通り、三兄弟で会社を運営してます)

れんこんがキレイに見えるように、中が白いダンボールなんだそうです。
れんこん愛ですねー

れんこん畑って初めて!
見た目は水田のよう。

れんこん三兄弟さんの畑があるのは、茨城県の浮島というところ
このへんは、もともと霞ヶ浦だったようです。

60年くらい前に開拓をして、始めは田んぼがほとんど
その後 れんこんに切り替えた農家さんが多く
れんこんの産地になったのだとか。

それまでは、船橋や浦安がれんこんは有名だったんだって。
元千葉県民ですが知りませんでしたー

れんこんって、田んぼみたいに土の上に水を張った
水田で育てます。

水の中で収穫するので、
サーフィンのボディスーツみたいのに着替えました。

トドみたいじゃない?(笑)

いざ!入水‼笑

水底は、泥なので足がとられてしまって、一人では歩けないほど

宮本さんに、収穫のお手本を見せてもらって

私も早速 挑戦!

膝立ちで、ジェットを片手にれんこんを探す

お水の勢いもなかなかあって、体制を維持するだけでも大変

れんこんは、横に成長していくので水面と平行に泥の中に埋まっています。

絵で書くとこんな感じ。

れんこんの端っこを見つけたら、ジェットで泥をかいてあげるのだけど
理屈でわかってても、これがなかなか思うようにはできない

この状態がしばらく続いた…。

うーーーん、抜けてこない…

そして…すぽーーんと抜けた!
やったー‼

採れたれんこんと一緒に記念写真

収穫もなかなか大変だったけど、れんこんは栽培も時間がかかるようです。

春に種れんこんを植えておくと、葉っぱが生えて水面にでてきます。
葉っぱがでてくると光合成が始まるそうですが、それまでは種れんこんの養分で成長するのだとか。
それだけの養分が、れんこんちゃんには詰まっているんですねー

つくづく野菜って、生命ってすごいなと思った。

葉っぱが10~13枚出てくると 地下茎(れんこん)が成長していくそうです。
品種にもよるけど、れんこんの肥大が始まるのが 7~8月
9月頃までれんこんが成長、肥大していくそうです。

夏のれんこんは、みずみずしく
冬のれんこんは、ほっくりと甘い

どちらも美味しそうですー

れんこん三兄弟さんは、品質の良いれんこんを種れんこんにして、栽培する自家採種なんだそうです。

収穫体験のあとは、お昼ごはんまでいただきました

れんこんチップスを乗せたカレー
れんこんサラダ

美味しくいただきました!

収穫したれんこんの洗浄も経験させてもらいました。
ビショビショになるので、足元まであるエプロンに長靴でみなさん洗浄しているようです。

なかなか冷える作業でした。

いただいたれんこん

れんこんってどこを切っても穴が8個あるんです
先端のほうまでしっかり れんこん

かわいい

大切にいただきました!
もちろん重ね煮にも

れんこんは、もともと好きな野菜ですが
今回 収穫体験をさせてもらってますます好きに、いとおしくなりました。

どんな野菜も果物もそうですが、生命力や生産者さんの苦労 こだわり 知れば知るほど
命をいただくことが有り難く感じる

貴重な経験をさせてもらいました!