【実食】アンテナショップでいちご狩り♪都内で買える、苺のご当地グルメ5選

プチ旅行気分♪アンテナショップめぐりは楽しい


こんにちは、築地市場ドットコムのTwitterの中の人です。お休みの日はアンテナショップめぐりをしています(地味…)。都内にいながらにして全国各地の美味しい物を買ったり食べたり出来るので、ちょっとした旅行気分を楽しめるのもよいです。定番のご当地グルメはもちろんですが、その時々の旬のものも期間限定で並んでたりします。

 


最近はやっぱり今が旬!の苺の商品が目立ちますね。苺の断面図カタログを見て頂ければわかると思うのですが、全国各地でオリジナル品種を開発したりブランドを作っていたりするので、苺って結構、ご当地色が強い食材なのです。そこで、アンテナショップで手に入る苺のご当地グルメを集めて来てスタッフで実食してみました~。

 

グルテンフリーの体に優しい、苺の焼きドーナツ(熊本県)


アンテナショップは都内だと新橋~有楽町~東京駅~日本橋あたりに集中しています(もちろんそれ以外の場所にもあります)。まずは有楽町駅からすぐのところにある、熊本県のアンテナショップ、銀座熊本館へ!ゆるキャラ界のトップに君臨する、くまモンが目印のアンテナショップです。熊本で地震があった時は熊本を応援しようというお客様で、アンテナショップの外にまで行列が出来て話題となりました。

 


熊本県は晩白柚などの柑橘が特産品なので、どちらかというと柑橘を使ったジュースやジャムなどが多く、苺を使った商品は思っていたより少なかったです。最近は熊本県産のひのしずくやゆうべにをよく見かけていたので、もしかして関連商品があるんじゃないかな~と期待して行ったので、ちょっと拍子抜け。でも面白い商品もいっぱいありましたよ。こちらはくまモンの甘酒(486円)なのですが、苺にかけると糖度が高いので、まるで練乳のような感覚で食べられるんですって!実際に試飲をしていたので甘酒を飲ませて頂きましたが、お砂糖を使っていないのにも関わらずめちゃんこ甘くてビックリしました。

 


その隣に並んでいたこちらの商品が気になったので今回は甘酒はちょっと保留にさせて頂き、焼きドーナツをお買い上げです。

 


くまモンの焼きドーナツ ゆうべにいちご(150円)。
余談ですが、熊本県のアンテナショップ内に並んでいる商品の8割か9割には必ずくまモンのイラストが使われていました…くまモンファンにはたまらんな、こりゃ。

 


使用されている苺は熊本県のオリジナル品種、ゆうべにです。Twitterでもご紹介した事があるのですが、ゆうべにって漢字で「熊紅」って書くんですよ。熊本県の「熊」に真っ赤な果肉から「紅」をとっているそうです。2015年にデビューしたばかりの新人さんですが、今年は都内のスーパーでも見かける事が増えて来たように感じます。

 


じゃーん♪食べるのを躊躇してしまうキュートさです。思いっきり「くまモーン!」って感じで主張が強すぎ。でもこの焼きドーナツは可愛いだけではありません。熊本県産の米粉と玄米粉を使用しており、グルテンフリーなスイーツとなっているので、アレルギーや原材料が気になる方でも手に取りやすくなっています。焼きドーナツだから油で揚げたものよりは若干ヘルシーなのかな?

 


ここからは中の人に加えて、ねぎ部長、商品仕入れ責任者のRちゃん、中の人の隣のデスクでお仕事をしているデザイナーTちゃんにも実食レポに参加して貰いましょう。

中の人:開封した瞬間にふわーんと苺の甘い香りが漂って来て、もともとの焼きドーナツの焼き菓子っぽい香りにうまくマッチしているなーと。違和感ないというか。
ねぎ部長:焼きドーナツだからなのかなあ、米粉を使用している割にはそれほどモチモチ感はないけど、ふんわり&しっとりしていて普通に食べやすいね。
中の人:言われないと米粉を使っているとは確かにわからないかも…(笑)。でも逆を言うと、それくらい普通に食べやすいって事でもありますね。
Rちゃん:私は逆に、例えばクリームが中に入っていてしっとりしているか、オールドファッションみたいにガリガリに硬くするか、特徴があってもいいかなって思いました。

 


中の人:ドーナツなのに穴が無いじゃん、と思ってたら裏返したら普通にあった(笑)。
ねぎ部長:苺の味も確かにするけど、それよりも単純に焼きドーナツとして普通に美味しいと思う。
Tちゃん:あと、カワイイですよね。
中の人:くまモン、無条件にカワイイから…。

 


中の人:気になる断面図はこんな感じです。
ねぎ部長:表面は焼き色がついてるからわかんなかったけど、意外としっかりピンク色なんだね。苺色。なんだか和菓子っぽいですねえ、綺麗です!
Rちゃん:美味しいし可愛い。でも、焼きドーナツとしてはちょっと普通すぎるかな?という気もするので、ご当地商品としてはもうちょっと工夫が欲しいかも…。

 


中の人:私はあんまりグルテンフリーとかは気にしていないんですけど、食べるものに気を使っている人には嬉しいおやつかも。
ねぎ部長:こういう焼き菓子って結構、もとの食材の香りとか味とか飛んじゃってる事があると思うんだけど、これはちゃんと苺感が残ってるね。うん、美味しいでーす。
Tちゃん:お値段も買いやすいですし、おやつで普通に食べたいです!

銀座熊本館
http://www.kumamotokan.or.jp/

素材はすべて九州産!行列が出来る苺のソフトクリームがたったの400円(福岡県)


銀座熊本館と同じく有楽町駅の近く…というよりも、ほぼ目の前にある東京交通会館には複数のアンテナショップ(物産館)が入っています。まさに、都内におけるアンテナショップの聖地…!かたっぱしから苺のご当地グルメがないか探してみたのですが、苺が特産品である都道府県のアンテナショップが少なく、やっと見つけたのがこちらのザ・博多でした。九州物産店とありますが、ほぼ福岡県。

 


店頭には福岡県が誇る苺、あまおうを使用したお菓子がいっぱい並んでいました。

 


お土産でもらうと嬉しい、チロリアンにもあまおう味(432円)が登場。定番のご当地グルメやお土産品に、季節限定で苺味が登場する事も多いので、苺のシーズンになったら要チェックですね!

 


あまおうを使った美味しそうなお菓子がいっぱい並んでいたのですが…。中の人のお目当てはこちらです。ザ・博多でしか味わえない、オール九州産原料のあまおうソフト(400円)。アンテナショップの奥のほうで受け渡しがなされますが、まずはレジにてお会計をするというシステムになっていました。このポスターにもありますが、九州のミルクを使用しているんだそうです。九州のミルクに九州の苺・あまおう、美味しくない訳がない!

 


店員さんにコーンかカップのどちらがよいか伝えてお会計。すると、すぐに手渡して下さいました!あまおうソフト(400円)。

 


400円でこのボリュームはかなりコスパ高いと思います。正直、最初に手渡された瞬間は「あれ?ソフトクリームの色が薄くないかい?」と思ったんです。もっとピンク色かと思ってたのにー、みたいな。でもこれ、あまおうの自然な色だと思うんですよね。なぜなら、味はめっちゃ濃かったからです。色と味は関係ない!

 


コッテリとしつつも滑らか食感を楽しめるあまおうソフトの中には、苺のツブツブもちゃんと入っていました~。ミルク感もすごいんです。このあまおうソフト、美味しい。甘酸っぱさはそんなに感じる事がなく、あまおうの甘さだけが出ている感じ。残念ながらイートイン出来るスペースがなく、お店の前でウロウロ立ったまま頂いたのですが(笑)、次から次へとやってくるお客さんがみんなこのあまおうソフトを注文していきます。そしてみんなでお店の前で黙々と食べているという…(笑)。

 


ソフトクリームもご当地色が強いスイーツだと思うのですが、これ見た目よりもかなり苺感が強いので是非食べて下さい。高級苺、あまおうをお手軽に美味しく食べられるソフトクリームです。

ザ・博多
http://hakata-miyage.com/

マツコさんがまとめ買いした、あのミレービスケットにも苺味があった(高地県)


お次は高知県のアンテナショップ、まるごと高知へ移動します。実はこの間にも、あちこち別の都道府県のアンテナショップへ立ち寄っているのですが、苺のご当地グルメが見つからなかったお店はすっ飛ばしてます。高知県もあるのかな~、と半信半疑で立ち寄りましたが意外な事にアッサリと見つかりました。しんじょう君、可愛いな。

 


ミレーサンド いちご風味(398円)。
高知県のアンテナショップでは山盛りで販売されている、ミレービスケット。ほんのり甘くて、ほんのり塩味というこのバランスがやみつきになっちゃうんですよねえ。そんなミレービスケットでいちごクリームをサンドしているというお菓子です。

 


中の人:小分けされてるから食べやすいですね。てか、普通にキャラクターが可愛い。
Tちゃん:デザイナーだからどうしても気になるね(笑)。

 


中の人:そもそも、ミレービスケット自体もう美味しいですからね~。この甘じょっぱい的な味わい?が昔懐かしくて、何枚でも食べられそう。
ねぎ部長:昔懐かしい、素朴な味わいなんだよね。ミレー、普通にうまい(笑)。この素朴な感じがよい。
Rちゃん:見た目が可愛いだけではなく、ちゃんと美味しいってのはご当地グルメの基本ですよね。このミレービスケットではさんでいる苺のクリーム、柔らかくてフレッシュに近い感じがいいですね。いかにも「加工品」って感じがしないところが、さすが人気のご当地グルメだなあって思います。

 


中の人:確かに、この苺のクリームすっごい柔らかいんですよー。
Tちゃん:こういうお菓子のクリームってバターっぽいというか脂っこいのが多いんだけど、これはそんな事ないですねえ。ミレービスケットの甘じょっぱい味わいとも相性抜群でたまりません。
ねぎ部長:ミレーの美味しさそのままに、苺の美味しさも上手く合わせてあるなあと思いました。完成度、高いです!
Rちゃん:苺のクリームが柔らか過ぎてはみ出しちゃうので、一口でパクッといく事をオススメします(笑)。

まるごと高知
http://www.marugotokochi.com/

やめられない、とまらない!人気の柿の種チョコレートにも苺味が出た!(新潟県)


新潟県のアンテナショップは表参道にあるのですが、東京駅の地下街に全国各地のご当地グルメが集まる諸国ご当地プラザがあるので、そちらで購入しました。柿の種と言えば…の、浪速屋さんの柿チョコシリーズよりいちご(270円)。新潟県は日本を代表する米どころ、スーパーに行くと棚一面にびっしりとおせんべいやあられなどが並んでいます。中の人も旅行で出かけた事があるのですが、お土産に山ほど柿の種やおせんべいを買って帰りました~(笑)。

 


柿チョコ いちご(270円)、新潟県のアンテナショップ以外でもデパ地下などでも購入できると思いますが、苺味はなかなか見かけなかったので発見出来て嬉しかったです!

中の人:お土産でよく貰う印象がある柿の種ですが、苺味なので買ってみました。
ねぎ部長:ミレービスケットと同様に、定番のご当地グルメ(お土産)の苺バージョンって感じなんだよね。でもこれ、よく出来てると思います。なんというか土台となっているお菓子の美味しさはそのままに、苺の要素をうまくプラスしているというか。ミレーもそうだけど、人気商品を作っているメーカーさんはやっぱり「さすがだな!」って感じ。
Tちゃん:味が嘘っぽくないんですよね。本物の苺に近いです。甘酸っぱさもちゃんとあるの。柿の種のピリ辛感やチョコの甘さよりも、断然、苺の甘酸っぱさが強い。

 


Rちゃん:甘じょっぱい、だけでも十分に美味しいのに、さらにそこに苺の甘酸っぱさ(酸味)が加わって味わいが広がっているなあと思います。
中の人:あ、そっか!辛み、甘み、酸味、全部入ってるんだ。何この最強な苺味(笑)。
Rちゃん:見た目も普通にカワイイですしね。苺のお菓子って基本、どれもカワイイですよね。女子は絶対、好き。
Tちゃん:とにかく苺の風味が本当にいいですね。止まらなくなります。

 


ねぎ部長:柿の種にチョコレートって今では普通なんだけど、やっぱりなんかこう、珍味っぽいというか…クセになる感じ?独特な美味しさがありますね。
中の人:でもこの柿チョコは苺の味が本物に近いから、高級感があります。
ねぎ部長:お土産品としてもよく出来てるようなあ、というレベル。
中の人:苺のお菓子ってとにかく甘いだけ、っていうのも多いんだけど、甘酸っぱさがあるだけで一気にチープ感がなくなりますね。

 


Tちゃん:この色合いもすごく綺麗だと思った!
Rちゃん:よくある、普通のいちごミルクの色じゃないんですよね。
中の人:ちゃんと(?)まだら模様になっていて、そこがまた高級感があるというか。

 


ねぎ部長:あると普通に、ずっと食べちゃいそうです(笑)。柿の種としてはもちろん美味しいのだけど、苺のよさをうまく組み合わせているお菓子だな、と思いました!

諸国ご当地プラザ
http://www.tokyoeki-1bangai.co.jp/shop/66

静岡銘菓と言えばコレ!バレンタイン限定のこっこが苺味に(静岡県)


最後はこちらも諸国ご当地プラザで購入した、静岡銘菓こっこ(大好き)のバレンタイン限定販売商品である、義理ちょこっこ(324円)です。2個入り。

 


義理ちょこっこはいちご生地にチョコクリームという組み合わせですが、その逆のチョコ生地にいちごクリーム、いちご生地にいちごクリームといういちごこっこという商品もありました。

 


中の包み紙もカワイイ~。

 


食べやすい2個入りというサイズなので、自分用に買ってもいいですし商品名の通り義理チョコで渡してもよさそうですね。

 


中の人:パッケージに「いちごとちょこの甘ずっぱい恋味のこっこです。」と書いてありますが。
ねぎ部長:個人的にこっこ、好きなんだよね~。だから楽しみ。
中の人:こっこに限らず、どうしてもお菓子に加工してしまうと苺感って薄れてしまいがちなんですけども、この義理ちょこっこはどうですか?
ねぎ部長:うん、あのー、普通に美味しいです。こっこ!

 


Rちゃん:見た目からして、苺感は薄いですね。味も、うーん、苺の風味はあまりしないかも。チョコレート味がどうしても勝ってしまいます。
ねぎ部長:土台は普通に美味しいんだけどねえ。こっこ感はちゃんと残っているので、味は安定してるかな。
Tちゃん:まあバレンタインですしね。期間限定だし、一度試してみてもいいかも。

 


Rちゃん:せっかくチョコレート味の主張が強いので、このクリームももうちょっとドロッと出てきたら食感がまた違って楽しめたのかも。
中の人:ここにミレーの苺のクリームを入れたいですね(笑)。
Tちゃん:それはいちごこっこになるんじゃ…(笑)。
ねぎ部長:結論としては苺の味は薄いけど、こっこは美味しいので許します。以上。

諸国ご当地プラザ
http://www.tokyoeki-1bangai.co.jp/shop/66

アンテナショップでいちご狩り、まとめ


以上、都内のアンテナショップで入手できる苺のご当地グルメ5選をお届けしましたが、いかがでしたか?実は中の人、10軒くらいまわったんですが、苺を使った商品ってなかなか無いんですねえ、ちょっとビックリしました。よくあるのは苺ジャム。そのアンテナショップの都道府県産の苺を使用しているもの、という苺ジャムですね。なので、最初は苺ジャムの食べ比べでもしようかなあと思ったんですけど、ビジュアル的に違いがあまりわからないのでは…と思って却下しました。次に多かったのが今回実食をした苺を使ったお菓子です。なかでも、あまおうなどはすでにメジャーな苺なので、パッケージに堂々と「あまおう使用」と書かれている事が多かったですね。

最近では諸国ご当地プラザのように、一か所に全国の美味しいものが集まっているタイプのショップも増えて来ていますので、旅行に出掛ける時間とお金は無いけれど、でも全国各地の美味しいものが食べたーい!って時には是非覗いてみてはいかがでしょうか。まだまだ気になるご当地グルメがいっぱいあったので、今後も気になる商品の食べ比べをしてみたいと思います。