
水産担当の平林です。
貝専門仲卸「三清」さんから薦めてもらった、網走のしじみ。「1粒1粒が大きく、いい出汁が出るよ」と聞き、気になって購入しました。
ちょうどGWの帰省時に再放送されていた「ばけばけ」を観たこともあり、劇中に出てくる素朴なしじみ汁がなんとも美味しそうで。せっかくなら、あの時代感のように、できるだけシンプルに食べたくなりました。
(余談ですが、「ばけばけ」の影響は大きく、当店で扱っている宍道湖の冷凍しじみも一時期メーカー在庫が無くなってしまい欠品するという事態に…現在は販売しています!)

鍋に昆布としじみを入れ、弱火でじっくりと出汁を引く。沸騰前に昆布を取り出し、最後に味噌を溶くだけ。

網走のしじみは粒が大きく、出汁に厚みがあり嫌にならない程度の泥くささもあり、野性味あふれる旨味。これが実に染みる味です。


合わせたのは、現在販売準備中の冷凍揚げ出し豆腐。豆腐にあらかじめ粉が振ってあり、冷凍のまま使えるのが便利。少量の米油でじっくり揺すりながら揚げると、外は香ばしくカリっと、中はとろり。濃いめに引いた出汁に、薄口醤油、酒、みりんを合わせ、揚げ出し豆腐にしました。これは便利な商品!

さらに、検討中のランダムカットのタラもシンプルに焼き、小松菜も刻んで焼いて、最後に煎酒を回しかけて完成。
どこか“一昔前の食卓”のような献立に。派手さはないですが、こういう食事をすると身体が喜んでいる感覚があります。日本人のDNAに自然と働きかけてくるような、落ち着く食卓でした。
