商品部田中です。いつも肉・加工品の仕入れを担当しています。
例年寒くなってくると人気が出てくるのが「もつ鍋」
毎年沢山のご注文を頂くことからその人気ぶりがうかがえます。
しかしながら今年は、ホルモンの原料不足で昨年ほどもつ鍋の仕入れができておりません。
背景には、いままで海外から輸入ではいってきていたホルモンの仕入れ金額があまりにも安すぎて、現地での賃金値上げや人手不足も手伝って、精肉の加工をしている方が割に合うということもあり、内臓関係が日本に入ってこなくなってしまいました。その影響で、国内のホルモンが取り合いで引き合いが強くなってしまっているのが要因。もちろん、かなり値上がりもしています。
今年は沢山の取引先さんにお声がけをし、少しでも小腸を仕入れ、なべ用のスープとセットで販売できるよう準備を進めておりますが、すぐに品切れになってしまう場合もあります…
こちらは黒毛和牛から厳選してもらっている小腸です。
いつももつ鍋用で扱っているのは、ホルスタインや交雑種なども含まれる「国産牛」なのですが、和牛限定とあって、小腸の大きさがまず桁違い。脂のつき方も全く違うのですが、なんといってもその脂がさらりとしていて食べやすいというのもまた特徴です。
スープとセットで販売しようと思っていますので、用意してもらうのはお好みの野菜だけ。
キャベツは半玉くらい入れても食べられてしまいます。脂の旨味をたっぷり吸いこんだ野菜がまた美味しいのです。
黒毛和牛くくりだけではなく、松阪牛や熊本あか牛などの銘柄ブランドの小腸も少量ですがご案内できればと思っています。
今年の冬は寒くなるそうです。美味しい鍋のご案内を沢山できればとバイヤー一同で考えています。
1年1095食の楽しみを。