水産担当の平林です。
吉澤畜産が先日開催された全畜連の最優秀賞牛を競り落としました。今回特別に、その田村牛を無凍結で購入できることになり、肩ロース600gを仕入れました。


田村牛は、純但馬牛および但馬系統牛の処女雌のみを肥育した神戸ビーフ。今回の牛は33ヶ月と16日をかけて育てられた一頭です。きめ細かな刺しが入り、肉全体が淡く白みを帯びた美しい色合い。銀座吉澤のすき焼きのタレも付いてきたので、今回は関東風のシンプルなすき焼きでいただきます。

豊洲市場で下仁田ねぎ、春菊、椎茸を買い、豆腐は三之助、白滝は今半。卵は奥久慈卵を用意しました。

牛脂を溶かした鍋で、まずは下仁田ねぎと椎茸を焼き、焼き色が付いたところで肉を投入。タレを絡めながら焼き、豆腐と春菊を加えて、タレと少し水を足しながら味を調えます。


まずは肉をひと口。和牛ならではの芳醇な香りがふわりと広がり、鼻に抜けていきます。脂には甘みがあり、美味い!思わず白飯が進んでしまう。

子供たちもひと口食べるなり目を丸くして、その美味しさにびっくり。普段とは明らかに違う肉の味わいに気づいたようです。
肉の旨味と脂が溶け込んだ割り下で煮た野菜や豆腐もまたうまい。
終盤には白滝を加え、肉や野菜から出た旨味と香りをじっくり吸わせます。最後は残った卵と白滝をご飯にかけて。これがまた美味しく、ご飯が進んで仕方ありません。
最優秀賞牛として競り落とされた田村牛を、無凍結の状態で家庭の食卓で味わえる。なかなかできない貴重な体験をさせていただきました。
