小さな子供がいると家庭で作りにくいものが、アジア料理と辛いもの、だと思います。カレーとかいっぱい作って冷凍保存のきくものは途中から鍋を分けるとか、麻婆豆腐とかさくっとできるものだったら2回作るとかの工夫ができるのですが、アジア料理は味付けがまず子供たち受けせず、辛くて成立するものは辛みがないと美味しく作れる自信がないという理由で、家で作るのは避け、1人の時の外食で率先して食べていました。ですがその食事会で、スンドゥブを食べ、これは作ってみたい(辛みがなくてもおいしくできそう!)、という気持ちになり、先週末挑戦しました。
作る前にブログを読んで、材料や手順を理解しつつ、コツを代表の萩原に聞きます。

とにかく出汁。羅臼昆布・鰹節・鯖節・伊吹いりこ・焼きアゴ・雉子ガラ、肉は梅山豚・長野の軍鶏。あと、野菜の差は明確キノコと野菜それで調整して仕上げるプロセスが奥深い!

あと、ご飯は豆ご飯がベスト。

あと、玄米とか麦ご飯の時のぬか漬けの古漬けを刻んだのが格別!

あと、マテ貝とかタイラガイのヒモでもうまい!
・・・・・・どんどん「あと」が出てきます。。。そしてどんどん難易度が上がります。。。ぬか漬けの古漬けとか我が家にはありません。豆ごはんは子供たちが苦手でなんなら夫も嫌がります。近所の魚屋で平貝はごくまれに見たことはあるけどマテ貝は記憶にない。。。でも総じて、野菜とキノコを含み、出汁が大事と理解しました。
ということでまず出汁を取ります。利尻昆布といぶきいりこと鰹節でいつもの和風の出汁を取り、そこに、鶏ガラ、ねぎの青い部分、にんにく2かけ、しょうがの皮、翌日の遠足のお弁当用に仕込んだ土佐はちきん地鶏から取り除いた皮とか脂と料理酒。

灰汁を取り除きつつ、コトコト2時間くらい煮込みました。越して塩で味を調えて、このまま飲んでおいしいという状態にしておきました。

野菜は、ねぎ、にんじん、しんとり菜、きのこはヒラタケとしめじ。

豆腐は三之助の絹。キッチンペーパーをまとわせて少し重しをして、水分を抜いておきます。

あさりと蛤と卵は75個の業務用を月2回買っている緑の一番星。

スンドゥブ用鍋はないのでホットプレートで野菜をごま油で炒めます。(鉄なべにした方がよかったと後で思いなおしました。今後に生かします。)豚肉は冷凍庫に常備しているしゃぶしゃぶ用のかごしま黒豚。

スープを加えて軽く煮て、貝を加えて豆腐を加えて塩で味を調えて、卵を入れて、子供たち用完成。辛みがなくてもとっても美味しいスープになりました。

特に長女が美味しい美味しいと米を入れて食べていました。特に卵に大喜び。1杯1卵は必須、とのこと。

そこから大人用へ味変化です。別のフライパンでごま油で炒めた唐辛子を5本くらいジュワっと入れて、卵を入れて、小ねぎを散らして出来上がり。辛そうに見えないですが、結構辛くて汗がダクダクです。長女がおかわりで、食べていましたが、「からいーーー」と断念。ダイエット中の夫も米を入れる衝動が収まらず「おいしすぎる。鍋は毎回これでいい。」とのこと。出汁の力を改めて感じました。次回は牛骨で作ってみようと思います。

ちなみに唐辛子は八百屋で見つけたこれ。とっても辛くてお気に入りです。

米はしまさき農園のミルキークイーン。「冷めてからさらに美味しくなると特徴的なお米です。」とあるのに熱々で食べてしまいましたが、もちもちでおいしかったです。おにぎりでも試してみようと思います。
