【旬を味わう】青パパイヤ

本日8/8は「パパイヤの日」なのだそう。

 

今回はフルーツとしての完熟パパイヤではなく
野菜として幅広く活用でき、”酵素の王様”として最近注目を集めている青パパイヤについてのお話です。

 

■青パパイヤとは

熟す前のパパイヤは、青パパイヤと呼ばれています。
東南アジアや沖縄県などでポピュラーな野菜のひとつです。
代表的な料理はタイの「ソムタム」でしょうか。

 

2020年上半期に”ブームが予想されるスーパーフード”に選ばれ、その高い栄養価に注目が集まっています。

 

■青パパイヤの特徴

果肉は硬く、シャキシャキ。
クセもなく淡泊な味です。

 

縦半分に切ってみて驚いたことは、真っ白で特徴的な形の種。
集合体恐怖症の方は苦手に思うかもしれません…

そして切り口からは白い液体(?)が滲み出てきます。

そう、この白い液体こそ、ここ最近注目を集めている”酵素”なのです。

青パパイヤには三大栄養素タンパク質分解酵素である「パパイン酵素」をはじめ、脂質も糖質も分解する酵素を含んでいるのが特徴で、『酵素の王様』と呼ばれているそうです。

 

お肉を柔らかくする働きもあります。

食べ方も様々!生でサラダとして、炒めもの、煮もの等々、どんな調理方法にも活用できます。

 

■青パパイヤをサラダにします

まず縦半分にカットし白い種を取り出します。
使う部分の皮をピーラーなどでむきます。
薄くカット(私はスライサーを使用)したら、水に10分ほどつけてあく抜きします。
水気をしっかり切り、ナンプラーやレモンなどをあわせたドレッシングを和えます。

今回はソフトシェルシュリンプがあったので、のせて~、完成です!

 

辛味もクセも一切ないので、味付け次第ではお子様も美味しく召し上がれるはず。
また、保存性にも優れているのも嬉しいポイントだと思います。

 

青パパイヤを見かけた際には、是非お試しくださいね。

 

食文化 田賀