魚政の松葉カニ

こんにちは。社長室兼システム部の山城です。

長女の誕生日(7月)にふぐ刺しをリクエストされて、「季節じゃないから冬まで待とう」と伝えていました。私はそんな事すっかり忘れていたのですが、先日、「ママ、もう冬だよね。そろそろふぐ刺し頼もうよ。」とのリクエストが来ました。恐るべし8歳の記憶。しかし、今年は注文をちょっと迷うことがあります。ヤマトの配達リードタイム変更により、山口から東京の便がday2になってしまったのです。この影響がどれくらい品質に出るのか・・・もう少し社内の頼れる有識者たちに確認してから決めたいと思います。

さて、本題です。11月6日に松葉ガニ漁が解禁されました。小さな子供がいるとカニは、剥くのが億劫、手が汚れる、落ち着いて食べたいのに邪魔される、と少々デメリットがあるので、2015年(長女、1歳の時)に年末実家で過ごす用に『〆までうまい松葉ガニ夫婦鍋セット』を頼んで以降、お取り寄せを避けていました。が、しかし、下の子たちも3歳を過ぎ、オムツもとれお姉さんの自覚が出てき、プリキュアを見せておけば大人の夕飯を邪魔されることがなくなってきたので、今年は『茹で 匠の松葉カニ 魚政BLACK』を注文しました。

じゃじゃーん。素敵なフォルム。でも写真を撮るなら甲羅側でした。そのまま撮ってしまいました。反省。

自宅用なのでお徳用(脚の一部などが欠けたりしている訳あり品)を注文しましたが、ぱっと見、脚が欠けている感じはありませんでした。

赤いタグにも「魚政BLACK」って書いてあります。カッコイイ!

魚政BLACKとは・・・
2020年に誕生した魚政オリジナルのブランド。あいまいな市場の基準と一線を画すために以下の「魚政基準」で選ばれています。

  • 京都府(丹後)兵庫県(但馬)の底引網漁で水揚げされたズワイガニ(松葉ガニ)である
  • 仕入れから管理、茹で、発送まで 全て一貫して自社で行う
  • 中でも身入りを最重視し、魚政基準で選び、品質(身詰まり)を保証する
  • 合格した松葉ガニ「魚政BLACK」は、赤いオリジナルタグが目印
つまり、魚政の谷次さんが、品質、身詰まり、美しさに優れた個体のみを見極めているのです。 魚政HPより

お腹を割ってフンドシを取って足を解体してお皿に盛り、いただきました。最初はそのまま、後半はレモンやポン酢で。

おいしーーい!身がたっぷりでしっかりした歯ごたえ、水っぽさや雑味全くなしの文句なく美味しいカニ!味噌も臭みなく、お酒がどんどん進むみます。

冷たいカニだけをひたすら食べると飽きてしまうかなと思い、脚の先の部分は小さめの鍋に昆布で取った出汁を入れ、白菜、しいたけ、ねぎと一緒にグツグツさせてました。かにの身も少し加えて、塩、しょうゆ、酒で味を調えると、スープが美味しすぎます。甘み成分を入れていないのにほどよい甘い。かにの甘みか、白菜の甘みか。さらに私の目分量がうまくいき、塩味もちょうどよすぎました。出汁最高!翌朝の雑炊も美味でした。少し残ったカニの身は翌日の夕飯の具沢山卵焼きにしたらこれもまた美味でした。

余すところなくいただきました。美味しかった!!