陸奥湾の「トゲクリガニ」産卵期のメスが絶品!/マニア垂涎の酒肴、大粒「フジツボ」も。

豊洲市場ドットコム  

鮮魚担当 川口です。

私の好きな青森の酒の肴を2種ご紹介します。

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1)今が旬!青森県民熱愛のトゲクリガニ
2)ホタテ養殖の副産物なのに高級食材「ふじつぼ」
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トゲクリガニは、タラバやズワイなどの大きな蟹が好きな人には
お勧めしません。
酒を相手に、チビチビ楽しむ蟹です。

トゲクリガニは花見には欠かせないことから、
別名「花見ガニ」と呼びます。
ようやく内子が充実したので再度の御案内です。

★青森県陸奥湾産『トゲクリガニ(桜蟹)』オス・メス

トゲクリガニは毛蟹と同じクリガニ科の仲間です。

毛蟹は一部の地域を除き、
資源保護のためメスの漁獲が禁止されていますが、
トゲクリガニならメスの内子が食べられるのです!

到着したら冷たい水で締めてから、
たっぷりのお湯で茹でるか蒸して食べます。

メスは小ぶりなので、身をしゃぶって、蟹味噌や内子を酒の肴として。

オスはサイズが大きく、身入りが良いです。
メスよりも安いのも魅力。
蟹飯、パスタなど楽しみたい方はオスをどうぞ。

一般店頭ではまず見かけない「フジツボ」
料亭や地元で消費される希少な食材です。

数年前、青森を旅した際に
港町八戸の飲み屋で食べてハマってしまい、商品化したものです。

そんなわけで、親戚の男性に誕生日プレゼントに送ったところ、
小学1年生の娘が家族の中で一番喜んだという
個人的にも思い出深い食材です。

★青森県陸奥湾産「フジツボ」大サイズ【産地直送】
・約1kg ⇒ 送料込み7,800円
・約3kg ⇒ 送料無料19,800円

一見すると貝のような見た目ですが、
エビや蟹と同じ甲殻類に分類されます。

ホタテ養殖の副産物ですが、高級食材の扱いです。

水揚げ時は、岩のような塊になっているのですが、
産地でハンマーで割って綺麗に掃除し、
食べやすく小分けして出荷してくれます。

調理法は至ってシンプル。
タワシで殻を洗い、薄い塩水で5〜10分程茹でるだけ。
絶品酒肴が自宅で簡単に作れます!

茹であがったら、殻の中に見える爪のような部分を引っ張り、
中の身と味噌を食べます。

白い蟹の身のような部分はまさに蟹のような味わいで、
奥にあるオレンジ色の部分は蟹味噌やウニのような味がします。

古くからパワーフードとして知られているフジツボ。
殻の中に残った汁は、まるで天然の味噌汁のよう。
すすって最後の一滴までお楽しみください。

国産フルーツバスケット、桐箱入りさくらんぼ、
ミガキイチゴで作ったいちご桜餅、カーネーションなど
多数取り揃えております。