新しい食べ方提案を考える~クロワッサン~

商品部の田中です。

自宅のオーブンで、クロワッサン生地を型に入れて、クロワッサン食パンなるものを作ってみました。

実は今、クロワッサン生地を使った新商品の開発中で、近々豊洲市場ドットコムのお客様へご案内できると思います。商品開発をメーカーと進めながら、なんとなくこんな感じのイメージを自分でも持っておきたく、メーカーさんと話す際にも実体験があると違いますし、別のアイディアも持てそうなので、自宅のオーブンで作ってみました。

焼成前のクロワッサン生地

今は一時販売を終了しているのですが、豊洲市場ドットコムでも焼成前のクロワッサン生地の取り扱いがありました。

発酵途中のものを冷凍し、自宅のオーブンで最終焼成を行う事で、バターの風味やサクサクの食感、クロワッサン自体も崩れる事がなく、焼きたてのクロワッサンを食べる事ができます。

クロワッサンは単体(そのまま焼けばいいのでは?)の考え方もありますが、一方でクロワッサンである必要もあるのか?チョコレートやナッツをトッピングしてアレンジ焼成しても面白いのではないか?という考え方もあると思います。

近年の食パンブームもあり、クロワッサンを食パンのように焼いてみたらどうなるんだろう?デニッシュのようなイメージなのかなぁ?という疑問をもちながら、早速焼いてみました。

焼成後のクロワッサン食パン

温度調整がいまいちつかめず難しいです。今回は200度で20分焼きましたが、表面に色がつきすぎで中はもう少し火を通したかったので、鉄板を1番下段にして焼成時間をもう少し伸ばしながら再チャレンジをしてみようと思います。

きっと、工場の大きなオーブンで焼くとまた火の通りもよく、中までクロワッサンの層を残しながらサクサクになるのだろうなと想像しています。自宅で作るには難易度が高いものは工場の業務用オーブンで焼いてもらうに限る!ので、進行中のクロワッサン食パンの商品開発が楽しみです。

肝心のお味はというと、フランス産の「イズニーのA.O.P発酵バター」を使用した生地を使っているため、バターの香りが高く、チーズに似たような風味を残しながらもサックサク。デニッシュに近い形のように思えますがデニッシュは甘いイメージがあるのに対して、クロワッサン生地のため、大人なデニッシュの味わいとでも言いましょうか。

朝食用のパンにもぴったりですし、食事パンとしても提案ができそうな仕上がりでした。私は今日の朝も特製のかぼちゃスープに合わせて食べてきました。

商品化された「クロワッサン食パン」を近々ご案内しますのでお楽しみに。

1年1095食の楽しみを。