恐竜とかワニみたい カメノテ

御徒町の吉池という鮮魚スーパーに行ったことがありますか?鮮魚売り場も加工品売り場もワクワクする大好きなスーパーです。旬の勉強にもなるので定期的に調査をしに覗きにいきます。

吉池に入ってすぐが鮮魚の貝類がたくさん並ぶコーナー。いつもここでだいぶ時間を使う私。なぜなら貝類が好きすぎて絶対に何か買うと決めているため、品定めをします。

5/31早速目についたのは、フジツボとカメノテ。フジツボは小さなころからよく父親が食べさせてくれたので味もその魅力も、サイコー!なほどのおいしさです。

カメノテって北海道から沖縄まで生息しているのですって。海に貝拾いなどでゴツゴツした岩場もよく行くのですが気にして探したことがなかったですが、意外にも実は生身近に息しているのか?今度神奈川の海で探してみよう(横須賀なら居るかな?)

ということで、早速店員さんを捕まえてカメノテを注文♪(海外のお客様の来店もかなり増えたと感じますが、鮮魚売り場で量り売りをしている店員さん、ちゃんと外国のお客様にもジェスチャーも交えながら接客しているのが新鮮でした。中国圏のお客様が多いです。

ジャーン!200gないくらい。300円ちょっとでした。丁寧に1個ずつばらされているので洗ったら火を通すだけ。こういう紙袋に入れて売ってくれるのも、鮮魚店で買い物をしているなーという気分にさせてくれます。

ザルでジャージャーがらがらと洗います。なんか恐竜みたいです。ワニか!?

くっついている場合は1個ずつ外す作業が必要です。

塩を加えて沸騰させます。※火の入れすぎは身が縮んでしまうので程よいところで止めねばです。この後醤油を垂らして風味付けをするため、塩ゆでの段階で灰汁も取っていきます。

沸騰してきたら2分ほど茹で、醤油を垂らしてまた2分ほど。あとは火を止めてそのまま粗熱をとり、醤油の風味付けをします。

恐竜の皮膚みたいなところは手で簡単にちぎれるので、爪下をぱかっと開くと可食部が出てきました。

ジャジャーン。得体が知れなすぎて効果音多めです。えびとカニの間の食感(カニほど繊維質ではないけれどえびほどブリブリもしていない)でほのかな磯の香り。旨味の強さはえびとカニには劣る。そんな個人的評価です。

冷酒があると、もはや止まらない酒の肴です。

1年1095食の楽しみを。