子供にも食べてほしい七草粥

大人だけ食べる際には塩だけでおかゆを作り、七草をさっと混ぜて、美味しい梅干しとともに胃をいたわるようにして食べていたのですが、いよいよ子供も食べるお年頃に。大人が食べているようなシンプルなおかゆは食べる訳もなく…今年は試行錯誤しました。

神奈川県民は必然と、三浦のはねっこ会の七草を食べるだろうなぁと思います。地産地消です。もちろん、毎年三浦の七草でおかゆを作ります。

▼昨年の七草がゆの模様です。

家族で1年の無病息災を願いながら1/7の本来ならば朝食に食べるのが良いと言われていますが、いつも夜ご飯になってしまいます。。なんならまだ売っているかな・・と今年は仕事帰りに買って帰る始末。無事今年も確保できました。

安定の三浦市はねっこ会の七草です。今年は松原農園さんだ。

娘を保育園に迎えに行き、すぐに鶏ガラスープを取りおかゆを作らねば!

保育園にお迎えに行くと、「今日のおやつは七草がゆだったんですが、〇〇ちゃん、美味しい!とおかわりまでして食べていましたよ!」と先生。えええええええええ!今までそんなことはなかったのに!と、いつも親は裏切られます。頑張って作っているんだけどな。(ぴえん)

子供がどうしたら食べてくれるかを考えるのが保育園の給食さんの仕事です。プロですからそりゃそうです。夏の納涼祭などで給食さんが作る唐揚げやお結び、大人が食べても美味しいもんな。。

負けていられない!美味しいと言わせたい!と今年も気合が入ります。そして、娘には手伝わせて(自分で作ったものはモリモリ食べる傾向にある)今年は主人もいないので、娘と一緒に味わいたい。

きれいに土を洗い流してもらいました。

神を呼ぶ鈴とされる「すずな」と、汚れのない清白「すずしろ」はどちらも立派に感じました。

七草を洗い終わった娘はもう満足してどこかへ行ってしまいました。

私はその際に鶏ガラスープを水から炊き、アクをとってコトコト煮込んでいきます。

お気に入りの萬古焼の土鍋でおかゆを作ります。出来立ての鶏ガラスープをたっぷり使い、まずはごはんを煮込み、すずなとすずしろをカットして加えます。そして今年は我慢して娘が食べやすいように少し醤油で味付け。卵も入れようかと思ったところ、「卵はいれないで!」と一丁前の注文が入ります。

そのほかの七草は最後にさっと和える程度です。

色々手を加えず、塩だけでシンプルな七草がゆを美味しい梅干しで食べたいな。来年は2パック買うか!多分、2~3食は七草がゆが続いてしまうのです。。

娘は食べた瞬間、とくになにも言わず、「美味しい?」と聞くと「美味しいよ」と返答する程度。美味しいものを食べたときの反応とは違って言わされている感だ!保育園ではこれ美味しい!おかわりするやつね!と先生に自分から言っていたようなのに。なぜだ。

今年も我が家の七草がゆは無事に執り行われましたとさ。

1年1095食の楽しみを。