いくらしょうゆ漬けを仕込む

こんにちは、未来価値創造室の田中です。毎年恒例になってきている、いくらしょうゆ漬け。今年も決まって仕込みます。我が家は、いくらは出来上がりを外で買うことはほとんど無いです。自分で作った方が味が濃すぎず好きな味に仕上げることができるようになったためです。

秋の季節。いつも鮮魚を買うタイミングですじこチェックをしています。あるから買おう~とはならず、粒感が大きくて鮮度のよいすじこがあったときに買って、いくらしょうゆ漬けを作り、瓶詰めにして冷凍庫にストックするのが最近の我が家のルーティンです。

今年の鮭のすじこはなんとなく粒が小さめのものがとても多いように感じます。見極めのポイントは筋に包まれた状態でも粒感がはっきりとしており、鮮やかなピンクであることが大事です。全体的に黒っぽいのはやめた方が良いです。毎日見ていると、今日のすじこちゃんサイコー!みたいのが分かるようになる気がします。

今年はとりあえず1腹分漬けることにしました。もう1回は漬けたいところですが、今年はやはり高いですね~。

まぁまぁ粒感も大きなすじこと出会えたので、サクッと醤油漬けにしてしまいます。そろそろ慣れてきたので、30分程度の作業時間で完了します。とても簡単なのでぜひ、いくらしょうゆ漬けは自分で作ってみてほしい&絶対に美味しくできるのでおすすめです。

※今年はゴム手袋をして両手で作業をしている&没頭しすぎて写真を撮ることを忘れるといういつもながらのミスが続き、写真が少なかったです。(反省)

▼いままでのいくらしょうゆ漬け投稿がこちら

大きな鍋に湯を沸騰させ、冷凍保存用の小瓶を消毒しておきます。

もうひとつの鍋には40度くらいの温度を目指して湯をたっぷり沸かします。少し鍋のふちに気泡が付く程度で火を止めて、手が入ればOK!塩分濃度0.5%程度になるように塩もくわえておきます。

ボウルの中で筋から卵を外していきます。大きな筋からある程度外れたら、40度ほどの塩水を入れ込み、それでも卵を覆う細かな筋も、指ですくい上げながらきれいに取り除いていきます。これが残ると臭みの原因になりますので、ここが肝の作業です。時間を忘れて頭の中真っ白にしながら只管作業に没頭します。

この作業を4度ほど繰り返し、卵から取れた薄い皮も取り除く作業を行って、お掃除完了がこの状態です↓

キラキラの卵たち。あとはここに、醤油ダレを入れたらもう完成なんですよ~!いやー簡単。

醤油ダレは事前に作って冷ましておく必要があります。

うすくち醤油と酒、みりんを大さじ2ずつ:1すじこに対してが個人的な目安です。今回は1腹分(2すじこ)だったので×2倍の分量を鍋に入れて、3分ほど煮出し、粗熱をとっておきます。

いつもは味付けする前にいくらを瓶に詰めて上から醤油ダレを流しいれているのですが、今回は量が少なめだったこともあり、ボウルで味付けしました。

きれいに掃除したいくらに、醤油ダレを流し込んでさっくり混ぜた状態がこれです。実はここから3~4時間程度で浅漬けのいくらしょうゆ漬けが出来上がってしまいます。早速夕飯に出したところ、娘が爆食いです。もはやご飯に乗せずにそのまま食べちゃうくらい、あっさり薄味です。娘に食べつくされぬように、早めに瓶詰めにして冷凍庫にしまいました。年末まで大事に冷凍保存される、我が家のいくらしょうゆ漬けです。

また良いすじこに出会ったら、今年はもう1回くらい漬け込みたいと考えています。

1年1095食の楽しみを。