
津奈木小アグリビジネスチャンレンジ。今回はいよいよ出荷です!
僕の仕事の中でも異質中の異質であり、1年で1番楽しみにしているのがこの
「津奈木小アグリビジネスチャンレンジ」です。
熊本県津奈木町にある津奈木小学校の生徒達が育てたサラダ玉ねぎ。それを高学年の5~6年生が代表してWEB用の商品ページ・メールマガジンを作って販売するというカリキュラム。さらに1~2年生が箱作りを行い、3~4年生がお手紙を書きます。

5/11日・木曜日いよいよ収穫です!
今年は「全校生徒全員」で収獲をするという一大イベント。1年生から6年生までみんなで頑張ります。高学年も可愛いけど、1~2年生はさらに可愛いぞ!

この茎と根を切る作業がとても大変。
このハサミは昨年のこの授業の儲かったお金で買いました。


収穫した後は数日間乾かして、いよいよ出荷です!

今回、販売した数は283箱!
本当は現金を持ってきたいところですが、さすがに生々しいので目録をお渡しします。
使い道をみんなに聞いたら、ペットが欲しいとか、トランポリンが欲しいとか色々出てきました。
先生たちがちゃんと買ってくれますように。代表して、辻健人君が受け取りました。5年生だったみんなも6年生に。

今回は、仮想の会社「株式会社・津奈木小学校」の社長である今嶋教頭先生が、完璧な出荷フローを構築してくれたので、ズンズン進みます。
面白かったのが、出荷を進めているうちに子供達が相違工夫をしていくんですね。
「ザ・ゴール」というビジネスの名著の中で「ボトルネック」という言葉が出来てきます。行程上で全体の進みを遅くしている問題点のことなのですが、それを教えたわけでもないのに見抜き、勝手に工夫がされていました。凄い。

箱アートもバージョンアップしています。「枠にとらわれずに書く」。
大胆な絵ですね。枠に囚われていけないのは、人生もアートも一緒だなと思って見ていました。

出荷するトラックを見送ります!
「いってらっしゃーーい」
青ネギのように細かった玉ねぎの苗が、土とお日様によってこんなに大きく・おいしくなります。
それを誰かが買ってくれると、玉ねぎがお金に変わります。これが稼ぐということです。
稼ぐって面白い!そんな風に思ってくれたら幸せです。