食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。
7月19日(水)今朝の豊洲市場
初物!新イカ
スミイカの赤ちゃん「新イカ」が初荷を迎えました。産地は熊本。まだなんだか、形はふにゃふにゃのような。。
新物の「新イカ」の市場での扱いは、コノシロ(コハダ)のシンコと同じ感覚です。
「新イカ」はねっとり、ではなく、フワフワとしたやわらかさを楽しみます。今の時期には鮨屋にとって欠くことのできないネタです。
岩もずく
先日ご紹介した天然「岩もずく」は新潟県佐渡産。今回は石川県能登産のものが入荷していました。石川県は能登でも輪島でも「岩もずく」が獲れます。
画像の商品は1kgのパックになっています。既に洗浄、殺菌済みですので、開封後はそのまま食べられます。さらに、流石に1kg多いよ~と思われるかもしれませんが、賞味期限は1ヶ月ほどあります!
お味噌汁に落としたり、うどんや素麺の具材として、また野菜サラダや酢の物に使っていたら、あっという間に無くなりますぜ。
タコマンマ
初めて見た方は驚かれるかもしれません。タコの卵巣、通称「タコマンマ」です。北海道ではよく食べられる海の幸なんです。
薄い皮を手や竹串などで軽く割いたら、細長い粒がバラバラになります。食感はねっとりとしており、いくらと白子を合わせたようなコクのある味わいです。
生のまま醤油もしくはポン酢かけるだけでもおいしいですが、イクラのように醤油漬けにするのもおすすめです。
先日偶然、「タコマンマ」をご飯に乗せて卵かけご飯のように豪快に食べる動画をSNSで見かけました。なかなか、バズってました。
ペリーラ
大葉のベビーリーフ、その名も「ペリーラ」です。兵庫県加東市で水耕栽培により、年間を通じて出荷されています。
可愛いリーフの形をした葉は柔らかく、勿論大葉の爽やかな風味を楽しめます。サッと洗ってすぐに使えるので便利でありながら、華やかさもアップする優れものですよ~。
サラダはもちろんのこと、前菜やサンドイッチ、パスタ、丼もの。和洋中様々なシーンでの活躍が期待できますね!
タガのひとり言「タコマンマを食べる」
過去に食べてみた際の写真が残っていました。このときはシンプルにお醤油でいただきました。
見た目で、ダメな人はダメみたい。