タガの豊洲市場日記:鮭児、特大ボラ子、ドラゴンフルーツ 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    11月16日(木)今朝の豊洲市場

    鮭児

    鮭児

    山治にて北海道羅臼沖から入荷した「鮭児」を発見!
    鮭児は、秋から冬かけて北海道で秋鮭とともに漁獲される未成熟の(お腹に卵や白子がまだできていない)白鮭のことです。
    厳しい目利きを経て「鮭児」の称号を与えられるのはおよそ1万本に一本と、とてもとても貴重。幻の鮭なのです。

    通常の鮭の脂肪率は2~15%なのですが、鮭児はなんと20%~30%とのことで、通常の鮭の2倍近くもあるということになりますね!
    身の隅々まで脂も栄養も行き届いているのですね。
    もちろん味も濃厚で滑らか旨味が特徴なのだそうです。香りにも注目したいですね。

    刺身に寿司はもちろん、その脂を活かしてしゃぶしゃぶをおすすめしているのも見かけたことがあります。
    わたしも食べたことなく、いつか…(願)

    特大ボラ子

    特大ボラ子

    先日もご紹介した「ボラ子」ですが、本日は尾坪水産にひときわ大きなものが入っていました!
    一腹500g?600g?は優にありそうです。しかもパンパンで色も良い。

    カラスミに仕立てたらどんな価格に化けるのだろうか。

    ▲前回ご紹介した「ボラ子」はこちら

    本まぐろ(青森県大間)

    本まぐろ(青森県大間)

    現在の「大間まぐろ」です。大きめの魚体が増えています。脂乗りは抜群。冬らしくなってきました!

    ドラゴンフルーツ

    ドラゴンフルーツ

    東京小笠原で作られる「ドラゴンフルーツ」が入荷していました!色鮮やかですね。

    そうそう、「ドラゴンフルーツ」はサボテン科なんです。ご存知でしたか?

    タガのひとり言「鮟鱇を勉強!ちり鍋、どぶ汁、とも和えに挑戦」

    当店のサービス「きょう着く便」で豊洲市場オリジナルの鮟鱇鍋セットを企画しています。身の量、肝の量、何人で満足できるか、バランスはどうか?想像するよりやるべきだ、と、チームで実食しました。

    セット内容は「身あんこう鍋用切り身、皮、アラ(頭、骨)計1.5kgUP + あん肝 100g前後」

    5人でちり鍋、どぶ汁、とも和えをすべて堪能できました。私自身、どぶ汁は作るのも食べるのも初体験。とも和えを作るのも初めて。レシピを見ながらですが、とてもスムーズにできました。

    鮮度が良すぎて身がブリブリ!身と肝のバランスも十分です。その他、梱包形態なども確認OK!と、いうことで販売開始しております( ‘ω’ )