タガの豊洲市場日記：松葉かに、せこかに、ヤーコン 他

食文化スタッフの田賀です！毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

11月７日（火）今朝の豊洲市場

松葉かに、せこかに

昨日11月６日、冬の味覚、ズワイガニの漁が解禁！豊洲市場には本日、兵庫県山陰香住港から「松葉かに（雄）」「せこかに（雌）」が入荷しました。写真は「松葉かに」です。
っと、ちょっとちょっと、ご存知ですか？兵庫県新温泉町の浜坂漁港では、「松葉かに」が１匹１千万円の最高値を付け、県内の過去最高を更新したんですって！
１千万円ですよ、10,000,000円！（驚）

漁期は「松葉かに」は翌３月20日、「せこかに」12月末までの予定です。

今日もおかしな天候、気温ですが、着々と冬の味覚が市場を盛り上げています。

ユカタハタ

長崎から何ともカラフルな魚が入荷しています。
「ユカタハタ」と言って、飼育魚としても知名度があります。水族館で見かけることも少なくはないです。
味わいは流石ハタの仲間、というような上品な旨味があるそうです。

とちおとめ

「とちおとめ」が店頭に並べ始めましたね～！

ヤーコン

南米アンデス高地原産のキク科の根菜「ヤーコン」です。インカ帝国の時代から親しまれてきたそうですよ。
さつまいもに似ていますが味や食感は梨などに似ていて、シャキシャキとした食感。生のままサラダにしたり、さっと炒め物にしたりします。

主な成分はフラクトオリゴ糖と食物繊維。フラクトオリゴ糖は食物のなかで随一の含有量を誇ります。腸の中でビフィズス菌を増やし、腸内環境を整えてくれます。これが注目を集めてる理由なんですよね。
さらに、「ヤーコン」の葉には血糖値の上昇を抑えるインスリンに似た効果があることがわかっており、糖尿病や高血圧の予防にと、お茶にして飲まれることもあるんです。
知ったら一度は食べてみたいですよね。

タガのひとり言「天然とらふぐの撮影に立ち合ってきました」

今日はとある撮影に。販売を楽しみにしていてください（●＾o＾●）

㈱食文化 田賀