最盛期はこれから。多様な品種の西洋梨

青果出荷担当の高岡です。

夏の暑さが遠ざかり、徐々に西洋梨の入荷が増えてきています。今週は3品種が入荷しました。

メロウリッチ

錆びついたような果皮が特徴です。2009年に品種登録された新品種で、生産量が少ないため非常に入荷が難しいです。ラ・フランスを親に開発された品種で、その食味の良さを受け継いでいます。

ドゥワイエンヌ・デュ・コミス(通称コミス)

仏語で「(園芸)委員会の長老」を意味するフランス生まれの品種です。その名に相応しく、気品ある芳香と濃密な甘さを兼ね備えています。昭和天皇の料理番がその味を絶賛しました。

カリフォルニア

赤みがかった果皮が特徴です。カリフォルニア州立大学で「コミス」と「マックスレッドバートレット」を掛け合わせて誕生しました。コミス由来の濃密な甘さの中に適度な酸味が感じられます。

現在、メロウリッチが最盛期を迎えています。カリフォルニアとコミスは、シーズン終盤です。

西洋梨の特徴は、収穫後に追熟するということ。果皮がだんだんと黄色くなり、香りも強くなります。

皆さまのお手元に届いてから、好みの硬さに追熟していただけるように、出荷場ではまだ青い状態のものを選別して発送しています。

※産地の収穫状況によっては、やや熟しが進んだものも入荷してきます。追熟をゆっくりにするため、発送時の温度帯を変更して発送する場合もあります。何卒ご了承ください。

硬い状態で発送するとはいえ、西洋梨は傷みやすいデリケートな果物です。

検品後は、輸送時の揺れや衝撃で潰れたり皮が破れないように、丁寧に梱包して出荷します。

もう間もなく、濃密な甘さと滑らかな果肉が特徴の「バラード」も入荷が始まります。

11月頃には王道の「ラ・フランス」、年末には当店で扱う西洋梨の中でも圧倒的な人気を誇る「ル・レクチェ」も入荷予定です。多種多様な品種が入荷する果物ですから、是非食べ比べて、お好みの品種を探してみてはいかがでしょうか。