社内試食会レポート 桃7種食べ比べ

こんにちは。社長室兼システム部の山城です。当社、株式会社食文化は名前の通り「食」を事業の核にしている会社です。私たちが日々大切にしているのは、机の上の勉強だけでは決して得られないリアルな食体験。食材の本当の美味しさや、料理の奥深さを知るためには、実際に食べて、体験することが何よりも欠かせません。そのため、社内ではランチ会や試食会、お酒を飲みつつの食事会の機会を積極的に設けています。

今回のテーマは「季節到来!桃の食べ比べ」です。突然ですが、果物を食べて「去年あんなにおいしかったのに、今年はちょっと味が違うかも?」と感じたり、逆に「今年の桃は例年以上に甘くて最高!」と驚いたりした経験はありませんか?ジャムや缶詰などの加工品とは違い、青果物は、その年の気温や天候の影響をダイレクトに受けます。また、同じシーズン中であっても、連日の猛暑(高温続き)、雨不足(カラカラの天気)、長雨(日照不足)などが起こると、良くも悪くもそれがはっきりと桃の品質や味わいに現れます。特にここ数年の夏の気象は異常ですよね。。。それだからこそ、「去年がこうだったから今年も大丈夫」と過信せず、出荷時の厳しい検品はもちろんのこと、定期的に食味確認をすることを重視しています。

お取り寄せラインナップ

青果担当1年目犬塚が、今美味しい7種類の桃を集めてくれました。

一般的に青果物は基本的に、①産地(山梨県、岡山県etc …) ②等級(特秀、秀etc …) ③品種(ちよひめ、白鳳、あかつきetc …)の3つのセグメントで分類されるのですが、桃は青果物の中でも、トップクラスに品種数が多いのが特徴です。なぜそんなに品種が多いのか?理由は主に2つあります。ひとつは、約2週間という短いスパンで次々と品種が代わり、収穫時期ごとに「品種のリレー」が行われること。そしてもうひとつは、産地によって栽培されている品種が異なることです。そのため、ひとことで「桃」と言っても、選ぶ品種や時期によって味・食感・水分量がまったく違ってきます。そして、7種1つ1つの特徴を、青果を担当して約20年の赤羽より試食会参加者にレクチャー。その様子はYouTubeで。

7種の桃とおまけのプラムが出荷場から台車で運ばれ準備されました。箱のデザインやサイズ、梱包や緩衝材も産地ごとの工夫が見られます。

褐変を避けるために、開始ぎりぎりにカット!ですがやっぱりみるみるうちに茶色くなっていく。。。

さっぱりとしたものから食べた方が味がわかるので、食べる順番は指定制です。

一番人気は「あかるい農園」山梨県 特秀品(品種:浅間白鳳)でした。甘さがダントツ。でも関西出身者に言わせると、「桃は岡山一択。子供のころからずっとそう。」とのことだから面白い。

参加者の感想

犬塚
犬塚

今年は雨の影響もあり、全体的に味が薄かったり糖度がのりにく状況の中、春日居は秀品でも、とてもおいしく、当社で一番売れている桃の理由がよくわかりました。この悪天候の中、かつ出荷量も非常に多いのに、品質を保てる技術は、すばらしく、その辺りを上手く伝えられるようにしていきます。

今年に関しては、規格等を変えることで、もっと高価格でも売れたかもしれないという位、品質の差を他産地と感じました。

田中
田中

岡山の桃は白桃が代表格だが甘味重視よりも上品な味わいという言い回しが良いか。ただ、年配のお客様は、岡山の桃が一大産地というイメージの世代なので、紀の里の桃をはじめ、岡山のももの需要は根強いと思います。先日山梨で集中豪雨があった時期から2週間程度は品質もあまりよくなかったとのこと、もちろん、果肉も水分を吸いすぎて水っぽく甘さもほとんどない状態になるのですが、今回試食した伊達の暁星が近い状態だったか。直近の天候にも大きく左右されてしまうのが桃の大変なところと感じます。ただ、テレビのニュースでは、「今年の桃は大きくて甘さが強い傾向にあり豊作」というので、お客様の期待は予想以上に上がってしまうかも。伊達桃よ。沢山売っているから頑張ってほしい。個人的には、赤羽さんがプラムをよく激推ししているが、その理由が分かるくらいに美味しかった。そして、黄桃の美味しさをもっと伝えたい。終盤のなつっこあたりからの硬い桃が個人的にはとっても好きです。

川口
川口

エース白鳳 薄い

ロイヤル清水白鳳 比較しなければ十分みずみずしく香りもよいし甘さもある、瑞々しいとは美味しさとは紙一重、薄まるということなんだなとも理解した。

春日居 うまい! 自分はこれが一番安定感を感じた。 山梨が今年は長雨で味が悪いと聞いていたのが、全然そんなこともなく。

伊達の桃 はいずれもタイミングが悪かった。この子はコスパが良く、百貨堂でも大変お世話になっています。天気がよければ本当は出来る子です。

あかるい農園浅間白鵬 甘い15度 これはお見事でした。コンテンツ作ってブランディングしてあげると、お客様にとっては、明るい農村と勘違いして期待度あげられそうだなと思いました。

すもも系は皮と一緒に食べるのが美味しいですね。酸味が効いて美味しかったです。見栄えもお見事でした。社長はジュクジュクに熟したやつを送ろうとわざわざ仲卸の冷蔵庫に置いて熟させる企画を以前してましたね。黄色いやつで。

瀧澤
瀧澤

実際に試食してみて、硬さ・甘さ・水分量が重要だと感じました。皿に振られた番号順に食べました。同じ品種でも個体差が大きく、白皇を最初に食べて美味しいと思ったのですが別のはすごい酸っぱかったです。あかるい農園の桃がバランスよく美味しかったです。夏は水分を欲する時期なので、水っぽ過ぎるのは好みではありませんが、甘味があり、熟しすぎていない桃が美味しいと感じました。桃を贅沢に食べ過ぎたあとの、プラムと生ハム、チーズもまたとても美味しかったです!

高柳
高柳

桃は全体的に味がやや薄く感じましたが、雨が続いた影響が味に出ることを実際に体感でき、とても勉強になりました。一方で、「貴陽」はダントツで美味しく、赤羽さんがおっしゃっていたことがよく分かりました。甘みと味の濃さに驚きました。実際に自分でも購入して、自分好みの熟し具合も見つけていきたいと思います。

小林
小林

私は山梨県出身で、一宮・勝沼あたりに親戚が多く、小さい頃から桃とぶどうは身近な存在でした。ですが、逆に他産地や生産者さんごとの食べ比べをする機会がなく、桃に偏った印象を持っていたなと感じました。今回は特に、地域ごとの作りの違いが見えて嬉しかったです。「山梨のひたすらな甘さ」「福島のバランスの良い酸味」「岡山の上品な風味」とそれぞれに魅力がありました。個人的には「伊達の桃 はつひめ」が甘みと酸味のバランスが良く、好きでした。そして、美味しかったのは圧倒的に熟したプラムでした。「果汁豊富」「高糖度」などは桃の商品紹介によく使われている言葉ですが、果物の魅力は酸味のあり方にあるなと改めて感じました。また、桃は、味だけでなく食感の違いもとても面白く好みが分かれるものだと思うので、硬い晩生の桃も食べ比べてみたいと思いました。(もっちり桃とカリカリ桃など)品質については、 気候が青果に与える影響についてより考えさせられました。他の青果物の場合も、気候がどのような影響を与えるのか学んでみようと思います。

中村
中村

これだけの種類の桃を食べ比べしたことがなかったので、貴重な経験でした。あかるい農園の桃が、甘さの輪郭がはっきりして、味が濃かったです。今回はこの桃が総合的に優秀でした。食感は、伊達の桃の暁星が、柔らかすぎず緻密な歯ごたえがあり好みでした。全体的に、期待していた味とはいかず、特に瑞々しい果汁たっぷりの桃は、少しでも水分量が多いと味わいに影響が出やすいなと感じました。ただ天候に左右されながらも、一定以上の味に仕上がっているのは、生産者の腕の見せ所で、どれだけ丹精込めて育てているかが伝わってきました。甘いものを立て続けに食べた後の、プラムの酸味がちょうど良い。 果皮に少し赤みがあり、 実がしっかりとして酸味が残った状態と色が濃くなり完熟を食べ比べるのも面白いと思います。

明星
明星

おすすめの順の通りに食べ比べてみると、品種ごとの酸味や甘味の違いが面白く違いを感じました。

浅間白鳳は、香りと甘味別格で印象に残りました。また、甘い部分の見分け方や美味しい桃の選び方、おすすめの切り方についても教えていただき、今後桃をより一層美味しく食べられそうです。

平林
平林

そのシーズンの出来にもよるが、桃は岡山が美味しいと思っていたけど、今年は山梨の方が全体的に味がいいと感じた。春日居はほどよい甘みと香りがよくバランスがいい、明るい農園は一口で甘みと香りが強くインパクトがあった。そして、これだけ甘い物を食べると、プラムの酸味と生ハムの塩気が最高に美味しく感じた。組み合わせによる相乗効果も大事。

過去の試食会の様子

社内試食会レポート① 名店の夏の鍋3種食べ比べ ~福田家・比良山荘・古串屋~ 社内試食会レポート② 名店の鯖寿司3種食べ比べ ~いづう・蘭・にしむら~