タガの豊洲市場日記:春にしん、八尾若ごぼう 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    2月23日(木)今朝の豊洲市場

    春にしん

    春にしん

    産卵期の冬から春にかけて脂が多く乗るにしんは「春にしん」として名が知られています。
    写真は青森県より入荷した「にしん」です。

    新鮮な生の「にしん」に出会うことはありますか?骨が複雑に入っており扱いにくいともされています。

    手軽に料理するならシンプルに煮付けがおすすめです。子持ちの時期は子持ちのまま煮付けても美味です。
    甘露煮にすればにしんそばも楽しめます。

    キンキ

    キンキ

    今日も北海道から真っ赤な魚体が美しい「キンキ」が入荷しています。道東地域では「めんめ」と呼ばれています。脂がたっぷり乗った今が最もおいしい、旬です。

    関東や関西ではおめでたい席で真鯛をいただくことがありますが、北海道や東北地方では「きんき」をいただく習慣も根付いているようです。

    八尾若ごぼう

    八尾若ごぼう

    大阪より「八尾若ごぼう」が入荷しています。
    根を食にする一般のゴボウと違い、葉、茎、根のすべてを食べることができます。

    きんぴら、炒め煮、天ぷらなど、早春を感じながら食感と香りを楽しめます。