タガの豊洲市場日記:地芽、八つ頭 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    2月24日(土)今朝の豊洲市場

    レトルトはまぐり

    地芽

    手間なく調理ができるレトルト(真空パック)の「はまぐり」です。原料は名産地、千葉県九十九里浜産。
    砂抜きと加熱処理が終わっているので、貝の口も直ぐに開くので、調理の時短にも繋がります。また、常温で持ち運びができるのもポイントです。

    実は桃の節句、ひな祭りを前に「はまぐり」は絶賛時化に入っております。
    こういったレトルト商品をうまく活用する必要がありそうです。。

    地芽

    地芽

    木の芽を探していた中で出会ったのが、パックにわさっと入った「地芽」
    山椒の若葉なので基本的には木の芽と同じですが、料理の添え物にするために形、品質が上物なのが木の芽であるのに対し、形、大きさが不揃いなものが「地芽」とされています。「鬼木の芽」ともいわれるのだとか。

    すり鉢ですって作る木の芽味噌などには大きさにこだわらない!ということで「地芽」の需要もしっかりありますよ。

    木の芽の香りには春の食材が良く合います。お家ごはんにもちょっとずつ、取り入れたいですね。

    八つ頭

    八つ頭

    栃木県より、「八つ頭」が入荷しています。

    「八つ頭」は里芋の一種で、親芋と小芋がくっついているのが特徴です。
    ゴツゴツとした小さな芋が8つの頭に見え…なくもない。

    いびつな形をしていることから、皮むきに手間がかかりますが、
    子孫繁栄を表すことから、名前が末広がりでおめでたいことから、縁起物としても知られています。

    ぬめりが少なくホクホクとした食感。煮物にピッタリですよ!

    タガのひとり言「鶏ガラからスープを」

    先日肉チームより、軍鶏のガラをいただきました。

    取った出汁はシンプルにスープにしていただきました。まだ少し余っているので、拉麺スープにしてみようかな。