神奈川県の三浦ダイコンの時期

最近は輸出のお仕事に少し関わらせてもらって四苦八苦している田中です。

この時期の三浦野菜が好きで、休日にJAよこすか葉山の農産物直売所のすかなごっそまで野菜を仕入れに行きました。この時期はキャベツ、ブロッコリー(カリフラワー)の種類が大変豊富なことに加えて、やはり名物の三浦ダイコン!が沢山並んでいます。我が家は今、女子2人生活が基本なので、特大サイズを購入しても消費できないため、1番小さい三浦ダイコンを選んでみました。

三浦ダイコンはすっとストレートなスーパーでよく見る青首ダイコンではなく、首の部分が細くて下に向かって太くなる「中ぶくら」が特徴です。大きいものだと5~8キロもの大きさもあるようです。今は栽培もしやすく、少人数消費向けの青首大根の需要に切り替わってしまったので全体の出荷量の1%に満たない栽培量なのだそうです。1%ってすごく少ないイメージがありますが、三浦市はダイコンの生産地として全国的に有名で、全国市町村別生産額順位では絶えず1位2位と言うから、そもそも全体量も多いのですね。すかなごっその周りも見渡す限りきゃべつ畑!きゃべつきゃべつきゃべつーーーですし、ちょっと裏の丘を登ると畑畑畑~~~!の畑のど真ん中の直売所です。

最近はレディーサラダなど、生食向けの赤いダイコンなど、別の食べ方でも楽しめるような品種も多く並んでいます。

さて、そんな三浦ダイコンは定番のおでんからスタートです。肉質が緻密で柔らかいのが特徴なので、大きめに切ります。とはいえ、そもそもダイコン自体が大きいので輪切りだと大きすぎるのでハーフカットで。とろっとろという表現がふさわしい柔らかさです!おでんはからしではなく、自家製の柚子胡椒でいただきます。

ちなみに自家製の柚子胡椒は、青い柚子が出回る秋口に青とうがらしと一緒に揃え、皮だけ削ぎ落し、青とうがらしはタネを綺麗に掃除したらミキサーで塩と一緒に攪拌するだけ。我が家はそんなシンプル柚子胡椒ですが美味です。鶏肉料理と相性が良いですが、この時期はおでんのお供にもなります。

さて、立派なダイコンと一緒に立派な葉ももりもりついてくるので、我が家ではお味噌汁などに大活躍して無駄なく使います。ダイコンの葉は油で炒めてからお味噌汁の具材に使います。

もちろん、三浦ダイコンと共に。1枚気持ち薄めの輪切りにしただけなのに、お味噌汁大人2人分には多すぎるくらいの量がとれるボリュームです。ダイコンはえぐみなどもなく、柔らかくジューシー!に仕上がります。

最近は信州の白みそにはまっています。出汁は我が家は煮干し一択です。お味噌汁に油炒めをした野菜の相性はすごくいいなといつも感じます。油揚げ的なコクもまたいいのでしょうか。ダイコンの葉も硬いとかは一切なく、柔らかくてシャキシャキ~!良いアクセントです。

三浦ダイコンはまだ半分以上あるので、次はおでんとは別の煮物やサラダなどもつくってみようと思います。

1年1095食の楽しみを。