タガの豊洲市場日記:マハタモドキ、青鯛、カンヌキ 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

11月27日(月)今朝の豊洲市場

マハタモドキ

マハタモドキ

あら、巨大なハタ!と、思ったら、違う。発砲箱には「マハタモドキ」の文字が。ちなみに20kg越えです。
いやいや、姿がマハタにそっくりですよね。

やはり鍋でしょうかね。アラもたっぷり活用しておいしくいただきたいです。

青鯛

青鯛

綺麗な青グラデーションが目を引く「青鯛」は水深100m以上の岩礁に生息し、海老などの甲殻類を捕食する魚です。

透明がかった白身には脂がのっており、旨味が感じやすいとされており、刺身やカルパッチョになることが多いです。が、火を通しても身が柔らかいままなので焼き物や煮付けにもおすすめ!実際、加熱してもおいしいお魚なのだそうですよ。

カンヌキ

カンヌキ
サヨリ

品物素晴らしい!立派な「カンヌキ(閂)」を見つけました。隣(画像右)にいるのは「サヨリ」こちらも綺麗ですが、2分の1程度の大きさです。
サヨリは漢字で書くと“細”魚や、“針”魚と書きますが、30cmを超える大型のものは「カンヌキ」と呼ばれます。
嘴にも注目!先端が鮮やかな朱色しています。鮮度の良さが伝わりますね~。

干物としても出回りますが、味にクセがなく、すし種としても人気が高い魚です。

青味大根

青味大根

京都の伝統野菜でもある、寸の短い大根「青味大根」です。根っこの中程くらいまで青(緑)色をしています。

年々生産者さん減っているそうで流通量がさほど多くありません。