1箱100万円の「佐藤錦」まさに宝石…

ツヤッツヤ輝くさくらんぼ「佐藤錦」に早朝から魅せられてきました!

こんにちは。田賀です!

 

初夏に旬を迎える山形を代表する果物

艶やかで美しいさくらんぼは、この時期何度見てもテンションが上がります。

 

そして、さくらんぼと言えば佐藤錦、言わずと知れたさくらんぼの王様品種ですね!

 

この佐藤錦の生まれ故郷は、山形県の東根市という地域なのですが

その東根市で6月14日、さくらんぼの品評会が開かれました。

 

この品評会は「東根さくらんぼ」が農林水産省より「GI(地理的表示保護制度)」に登録された2017年以降、築地・豊洲市場で開かれていたのですが、

コロナ禍の影響で、去年に続き東根市内で開催されました。

 

 

~ここでちょっと確認《地理的表示保護制度(GI)とは》~

地域には、伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地等の特性が、品質等の特性に結びついている産品が多く存在しています。これらの産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録し、保護する制度が「地理的表示保護制度(GI)」です。

 

※参照:農林水産省HP 地理的表示(GI)保護制度

 

 

東根市では、審査員が果実の色、形、張り・艶、糖度、食味を考慮し評価…

表彰された優秀なさくらんぼたちは翌日15日、早朝には豊洲市場にやってきます。
さくらんぼ達にとっては、なんともハードスケジュール。

 

と、いうことで
6/15、朝7:00
いつもより早く家を出て、豊洲市場で行われる「東根さくらんぼ」の今季初競りへ、

GI品評会の最上位の品々を見に行ってきました!

 

ちなみに審査はバラ詰の部・パック詰の部がありました

すべて写真に収めることはできませんでしたが一部お披露目!

 

▼バラ詰:最優秀賞二席

 

 

▼パック詰:最優秀賞三席

 

 

そうそう、こんな賞もありましたよ!

「糖度賞」

 

 

なんとこの佐藤錦、糖度が

 

 

…「29.9度」!!

 

驚きました..29.9って…

昨年の最高糖度賞を受賞した佐藤錦は、糖度26.7度だったので、

この糖度の高さには、競り人さんたちも驚いていました。

 

ん~どんな甘さなんだろう、食べてみたいものです。

 

そして何と言っても気になるのは、最高賞に選ばれた佐藤錦のお値段。

なんと、100万円!!

 

 

ひょえ~。

昨年の60万円を大きく上回る過去最高値です。すごい。

 

今季は冬場の豪雪や4月の霜害などの影響で収量は減少したとのことですが

どれも果皮の色は全体的に艶のある紅色

果実は大きくプリッとしていて、ハリがあり美しい…

 

東根さくらんぼのGIブランドをしっかりと育てる、という生産者の思いをヒシヒシと感じました。

 

なんだか朝から宝石のように輝く佐藤錦を見て、力をもらいました!

 

7時の豊洲市場はまだまだ賑やか。

いつか私も競りに参加してみたいな!なんて思いつつ…

撮影時のみ、帽子借りちゃいました、!

 

皆さんも生産者の思いが1粒1粒に詰まったさくらんぼに、元気をもらってみてはいかがでしょうか~!

 

▶ 旬のさくらんぼはこちらから

 

(豊洲市場ドットコム 青果担当 田賀)