【豊岡加奈子の野菜ノート】春野菜の栄養?

こんにちは。
野菜ソムリエの森加奈子です。
 

2回続けて紹介しましたいろいろな菜花?

春野菜は見た目も可愛らしくていいですね(*´ー`*)

今の時期しか出回らないので積極的に食べて欲しいです!

さて、今回は少し栄養のお話をしようとおもいます。

旬のものは身体にとっても必要な栄養素、エネルギーを持っています。

1年のスタートの春!


動物は冬眠から目覚めて活動を始めるものがいたり、人間も新生活が始まったりと活動的になる季節です。気持ちも晴れやかになります♪

身体は、冬の寒さの影響から内臓の動きが悪くなったり、新陳代謝も落ちてしまっています。

どんなに気を付けていても冬は老廃物や毒素が溜まりやすい季節だそうです。

春から元気に過ごすためには、この溜まった老廃物をまずは上手に出してあげることが大切!

植物も春は、芽吹きの季節です。寒い冬をじっと耐えた種や樹から、ぐぐぐっと芽を出します。

このエネルギーはすごいです!

生命力の強さを感じますΣ(・ω・ノ)ノ!

さらに植物にとっては、力強く芽吹いて「さぁこれから咲くぞー!」って時に、鳥や虫に食べられては困ります。

植物が持つ苦みやえぐみなどのアクは、本来は植物が鳥や虫から守るために作り出しているものなのです。

春野菜や山菜、筍は特にアクが強いです。

上手に食べないと山菜や筍などのえぐみは人間にもつらいものがありますが、このアクは、春の人間の身体には必要になってきます。

菜花を始めとする春野菜や、山菜などがもつ苦みや強い香りは「植物性のアルカノイド」です。

植物性のアルカノイドは、腎臓の濾過機能をあげて体内のデトックスを助けてくれるそうです。

菜花や山菜の他にもウド、アスパラガスなどに含まれています。

春の芽吹きのエネルギーももらえるので、是非この時期は芽のもの積極的に摂って

エネルギッシュに!体内をキレイに!スタートしてほしいと思います。

野菜・果物の力をかりて今日も元気に♪心を豊かにお過ごしください(*’▽’)ノ