毎日の食生活にちょい足し!オリーブオイルの選び方のポイントって?

初心者さんでも取り入れやすい「オリーブオイル」


こんにちは、地市場ドットコムのTwitterの中の人です。
美容や健康に良い、ダイエットに効果的、いつもの食事がちょっとだけ豪華に…などなど、様々な理由でここ数年、オイルブームが到来しています。中の人もスーパーフードブームの延長で、ココナッツオイルや亜麻仁油などのオイルを色々と試した結果、使いやすくて美味しいオイルだけを手元に残し、日々の食事に取り入れているところです。ですが、

「オイルが流行っているのはなんとなく知ってるんだけど、どのオイルを選べばいいのかわからない…|ω・`)チラ」

なんて方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?そこで、今回は初心者さんでも取り入れやすいオイルの代表格でもある、オリーブオイルの選び方についてご紹介しようと思います。えー、今更オリーブオイル?もうちょっと珍しいオイルのほうがいいなあ、なんて思わないで下さい…!最近では一般的なスーパーでも比較的簡単に入手できるようになりましたし、ピンキリですがお値段もなかなか手ごろな物が揃っているオリーブオイル。オイルを食生活に取り入れる習慣がない方の場合、せっかく高価なオイルを張り切って購入しても合わなかったら勿体ないですよね。まずは気軽に、始めやすいオリーブオイルから取り入れてみましょう。
最近では朝の情報番組内のお料理コーナーにおいて、大量にオリーブオイルが使用されるという現象をきっかけに、今再びジワジワと注目されて来ているんですよ…。

まずはおさらい!オリーブオイルが出来るまで


まずはオリーブオイルについておさらいしましょう。オリーブオイルはオリーブの「実」からとれるオイルの事を言います。オリーブオイルには様々な種類がありますが、最も品質がよいとされているものがエキストラヴァージン・オリーブオイルというものです。なんか聞いた事ありませんか?オリーブの実を搾っただけ、というとてもシンプルなオイルは、「オリーブオイルのジュース」とも言えます。つまり、そのまま飲んでも美味しいという事!
実際、最近ではオイルをお料理等に取り入れるのは勿論なのですが、そのままスプーンですくって直接飲むというスタイルも紹介されています。最初は抵抗があるかも知れませんが、良質なオイルはベタベタしていないので慣れるとこちらのスタイルのほうが楽だったりもします。

秋頃になるとオリーブの実の収穫が始まります。一般的には赤みを帯びた熟した実からオリーブオイルがつくられますが、最近では熟す前の青い実を早摘みしてオリーブオイルにする事もあるそうです。オリーブの品種、収穫の時期、搾油の方法などでオリーブオイルの風味は変わります。収穫されたオリーブの実は搾油機に投入され搾油されます。その後、抽出されたオリーブオイルは一定期間の保存を経てから濾過され、瓶詰されて皆さんのお手元に届くという訳なんですね。デパ地下などに行くと、最近ではオリーブオイルの量り売りなどを行っているお店もありますので、その場で瓶詰されたフレッシュなオリーブオイルを手に入れる事も出来ます。

まるでワインのよう…オリーブオイルの味わいは様々


オリーブの品種はとても多く、原産地も様々です。苗木がまだ幼い頃は見比べてもそれほど違いはわかりません。ですが、大きく成長し見慣れてくると葉の形やちょっとした色合いの違いなどで区別が出来るようになるそうです。そして、当然ですがオリーブの品種が違えば、その味わいなども違ってきます。世界中に数えきれない程のオリーブオイルが出回っているのは、それぞれにちゃんと個性があるからなんですね。また使う人の好みによって、選べる楽しさがあるのもオリーブオイルの魅力のひとつです。なんだか、ワインのようですよね。

当店で現在、お取扱いがあるオリーブオイルのひとつの品種はルッカ(Lucca)。イタリアが原産地となっているオリーブです。中の人に熊の油やMCTオイルを薦めてくれた、オイルマニアなバイヤーの説明によると「割と認知度の高い品種です」との事。そうですか…中の人は初めて知りましたよ…。オリーブオイルの味わいを表現するもののひとつに「フルーティー」さがありますが、ルッカはそこにピリッとした刺激的な辛みが加わります。ですが、後味はサッパリしているとの事。残念ながら中の人はまだルッカを試した事がないので、入手できる機会があればまた追加で食レポをしたいと思います…!

次に、ルッカと同じくらい当店で人気がある品種がアメリカが原産地となっているミッション(Mission)です。こちらは以前、オイルマニアなバイヤーに撮影で残ったオリーブオイルを譲って貰った事があるので、中の人も味はちゃんと記憶しております。アメリカが原産地と言っても、もともとはスペイン系の品種らしいミッションさん。油の含有率が高い為、オイルを搾るには持ってこいの品種のようです。苦み・辛み・甘みのバランスがとてもよく、初心者さんでも使いやすいそうなので初めてのオリーブオイルに選んでみてはいかがでしょうか?

ちょっと覚えておきたい、オリーブオイル通っぽく聞こえる表現集

せっかくなので、オリーブオイルを使う上で楽しくなれる、そんなオリーブオイルの特徴をとらえた表現を覚えてみましょう。中の人もつい最近仕入れたばかりの情報を「通」ぶって書いてみます。
エキストラヴァージン・オリーブオイルの香りや味わいを表現する上で最もよく使うのがフルーティー(Fruity)です。大事な事なので2回言いますよ。フルーティー(Fruity)です。覚えて下さい。で、さらにこのフルーティーにはレベルがあるそうなのですが中の人は初心者なので正直そこまでの違いはまだわかりません…ごめんなさい。品種によってフルーティーさのレベルは決定(分類)します。

次に、ワインと同様に口に含んだ時のアロマを表現する言葉も沢山あるのですが、これはワインなどがお好きな方ならすでにご存知かも知れませんね。柑橘っぽい爽やかな香りはシトラス(Citrus)、熟していない青い実でつくられたオリーブオイルの場合は青臭い(Green fruity)などなど…。一度に覚えるのは大変なので、少しずつオリーブオイルを試しながら覚えていってみてくださいね。

瀬戸内オリーブ園の無ろ過&生搾りオイル


さて、ここまでオリーブオイルについて薀蓄を書いて来ましたが、「それでも何を選べばいいのかわからないよ…!」という方に朗報です。当店でお取扱いのあるオススメのオリーブオイルをご紹介いたします(宣伝)。
まずはこちらの、瀬戸内オリーブ園さんのオリーブオイルです。なんと、OLIVE JAPAN 2017 国際オリーブオイルコンテスト 金賞受賞!おめでとうございまーす!\(^o^)/
100%香川県産のオリーブの実だけを使用したオリーブオイルは低温圧搾で抽出されています。先に説明しましたが、一般的にオリーブオイルは濾過を行いますが、瀬戸内オリーブ園さんではなんとあえて濾過をしません。ですから、瓶の中をよーく見ると搾りかすがふよふよと、オイル中に浮遊しているのです。


でも、大丈夫!しばらく放置すると浮遊物が沈殿しますし、濾過していない分、酸化もされていない極めてフレッシュな状態のオイルを楽しめるんです。一般的なオイルのようなベタつく感じはなく、口当たりが非常によく、オイルなのにサラサラとしています。健康のために一日一杯 ティースプーンで摂るのも良いですし、赤身肉やサラダにかけて愉しむのもオススメ!

★瀬戸内オリーブ園のご注文はこちら

メディアによく取り上げられる、空井農園の究極のオリーブオイル


NHKをはじめとしたテレビ番組によく出演されている、空井農園さん。何度か取材で当店のバイヤーが訪問していますが、とっても気さくでお人柄もよく、オリーブの栽培方法やオイルについて細かく色々とお話をして下さるのです。空井さんはご夫婦でオリーブを栽培されているのですが、取材時にお写真を撮らせて頂こうとすると「あら!お化粧してないのに…」と照れる奥様。でも、毎日オリーブオイルを顔に塗ってお手入れしているだけあって、ノーメイクでもお肌はつやっつや…!とても60歳代とは思えません。いかに空井農園さんのオリーブオイルの品質が良いか、オリーブオイルが体の内側からも外側からも効果的なのかはご夫婦を見れば一目瞭然なんです。


研究熱心な空井さんはオリーブオイルの専門家や研究者の意見を今でも真摯に受け取り、研究に余念がありません。空井さんは定年後にイチからオリーブ栽培の勉強をはじめ、様々なコンクールにもチャレンジを続けています。その結果、空井農園さんのオリーブオイルは数々のコンクールで入賞!OLIVE JAPAN 2017 国際オリーブオイルコンテストでは銀賞を受賞しました。
そう…つまり、当店でお取扱いさせて頂いているオリーブオイルが、なんと金賞&銀賞を2017年度は受賞してるんです!コレってすごい!


奥様だけではなく、空井さんご自身もお肌がつやつやとしていて、若々しい印象を受けます。聞けば、オリーブオイルをなんにでもかけて召し上がっているんだとか…。実際、中の人もNHKの番組で取り上げられた際に知ったのですが、白いゴハン、おひたし、煮物、焼き魚、とにかく1回の食事に出てくるそのほとんどのものに自家製オリーブオイルをかけて召し上がっていました。それを知って、早速中の人も真似っこ!今まではパンやサラダにしかオリーブオイルはかけていませんでしたが、意外と和食系のおかずにも合う事が判明。そして、コーヒーなどの飲み物にも少量であれば全く問題なく頂けるんですよ。

あなたのお気に入りのオリーブオイル、探してみて下さい


まずは近所のちょっと大きめなスーパーへ出かけてみましょう。最近ではどこのスーパーでも数種類のメーカーや輸入品のオリーブオイルが並んでいると思います。最初はお値段が安いものでも大丈夫!オリーブオイルの普段使いに是非慣れてみて下さい。ちょっと、オリーブオイルに興味が湧いて来たら、輸入食材店やオリーブオイル専門店なども覗いてみては?中には1本数千円という、ちょっとビックリしてしまうお値段のものもありますが、専門店の場合はお味を確かめさせてくれる所がほとんどですので、きっと好みのオリーブオイルが見つかると思いますよ!