【行くべき】くだものがもっと好きになる、茨城県自然博物館で開催中のくだもの展へ行ってみた(第2回)

いよいよくだもの展を見学します


こんにちは、豊洲市場ドットコムのTwitterの中の人です。
茨城県自然博物館で開催されている、くだもの展のオープニングセレモニーに参加したあとは、いよいよくだもの展を実際に見学します。見て下さい、この人・人・人!招待された方だけではなく、開催日初日であるこの日を待っていた一般のお客様もとても多かった模様です。


入り口すぐの正面には、こんなオブジェがありました。大きいです。この光る果物オブジェを制作されたのは、有限会社ティーアンドティーさん。りんご、みかん、写真では見切れてしまっているのですがぶどうがありましたよ~。

茨城県自然博物館のくだもの展の「光る果物オブジェ」製作しました。
https://www.t-and-t.co.jp/wp/fruits_model_1015/

 


そして、今回の企画展のキャラクターである「いばらき☆フルーティー11」の原画の展示も。


キャラクターの一人一人の特徴が解説されていましたが、ちゃんとフルーツに合わせた名前がつけられていたり、衣装もそのフルーツをモチーフとしていたりかなり細かく描かれていました。こういうの、大好き!ワクワクしますよねえ。キャラクターデザインを担当されたのは小泉美絵さんです。

 

インスタ映え抜群のフルーツのハーバリウム


更にそのお向かいにはくだもの展の目玉のひとつとも言える、フルーツの断面図のハーバリウムがズラリと並べられています。


見どころ紹介で説明されていましたが、とにかくいろんな種類のフルーツをハーバリウムにしたという事で、かなりご苦労されたようです。お花のハーバリウムは見た事がありますが、断面図マニアの中の人もさすがにフルーツの断面図のハーバリウムは初めて!


中の人の大好きなスイカの断面図もあった…!苺やりんごなど、小さなサイズのフルーツは結構、断面図を捕獲しているのですがさすがにスイカは数える程度しかありません。しかもこんなに綺麗に展示されているなんて…。他にも様々なフルーツの断面図が展示されていたので、是非チェックしてみてください!

 

ここでフルーツのおさらいをしましょう


くだもの展では単にフルーツが並べられている訳ではなく、そこはやっぱり博物館なのでちゃんと勉強できるコンテンツも用意されています。果物と野菜の違い、そんなの知ってるよ~って言いたくなっちゃいますが、いざ説明しようとすると意外と難しいんですよね。苺は?スイカは?メロンは?みたいな…。そんな初歩的な解説を食品サンプルなどの資料を添えて小さなお子さんでもわかりやすく解説してくれています。これはもう本当に勉強になる。むしろ大人の方に見て欲しい。


立体的な断面図もありました~。ここでは果実と花の関係について解説しています。そうそう、豊洲市場にいると全国からフルーツが集まって来るので、ある程度の種類のフルーツは見て来たつもりですが、実はまだ花を見ていないフルーツってあったりします。


図鑑や農家さんに説明して貰った知識と照らし合わせてはみたのですが、それでも「知らなかった~」という事がとても多く、改めて勉強させて頂きました。苺はね、いちご だんめん図鑑を作った時に死ぬ程勉強したのでコレは知ってたよ!皆さんが美味しいと食べているあの部分、実は果実ではありません。花托という部分なんです。あ、でも林檎もそうだったなんて知らなかったな。


はあ、カワイイ…。お部屋に飾りたいです。

 

苺の勉強もできますよ


そして、イチゴ!みんな、勉強してね!


もちろん苺の断面図の立体模型もありました。こうすると、お子さんでも楽しみながらいろんな知識を覚えて行く事が出来ますよね。さすが博物館です。


苺の断面図の立体模型。これなんの品種なのかな~。いちご だんめん図鑑を見ながら照らし合わせてみようと思います。

茨城県自然博物館(公式HP)
https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/