金沢おでん放浪記 菊一編

井上です。

突然ですが、おでんって分類でいうと野菜だなと僕は思ってます。
友人は馬肉はギリギリ野菜でしょと言っていましたが(草食だから?)、それはさすがに違いますよね。

酒の肴として、おいしいのだけど背徳感が強いあん肝や白子や霜降り肉やその他諸々のほとんどの食材に比べて、
おでんを食べながらのお酒は健康になった気さえします。(自分比)

という訳で金沢おでんの老舗「菊一」にいってきました。

金沢おでんは大阪のおでんに近いさっぱりとした後味の澄んだダシと(お店によりますが)、バイ貝、や車麩、蟹面(メスのズワイガニの甲羅盛)が特徴です。

これがうまい、バイ貝のクセのある肝をチビチビやりながら飲んでると、健康になった気がします。

もう、車麩最高!車麩は濃厚な大根といった位置付け。
出汁をたっぷり吸った車麩を、箸で口に入るサイズに切って、日本酒で流し込むと健康になった気がします。

大きくピンク色の〇型のものは「ふかし」といって、魚のすり身を蒸したはんぺんを少々固くしたの食感の練り物です。ナルトみたいなのは「赤巻」。石川ではよく食べられる蒲鉾のようなもの。当然健康になった気がします。

これだけ健康になると、きっと耐性もできるているので、多少の背徳グルメを食べても大丈夫!

と思ってどて焼きを食べようかと思いましたが、お腹がいっぱいになったのでここで終了。

金沢おでんは、90年近い歴史を持つお店もあるほど、昔から親しまれてきた味です。
市内の創業50年以上の老舗でつくる「金沢おでん老舗50年会」によると、金沢おでんの条件は、おでん種に地元、金沢の食材を使っていること。
もうひとつは、冬季に限定せず1年を通して食べられること、です。市内には、おでん専門店や年中おでんを出す居酒屋などが多数あります。
春夏秋冬、いつでも楽しめるのが金沢おでん。オシャレで派手さのある金沢の街に良い感じで溶け込んでいます。
金沢の駅中にも2件あるので、是非一度寄ってみてください! 自己責任で健康になれます!

最初の話に戻りますが、羊は野菜ですね。ギリギリ。
そのうち表にしてまとめます。