こんにちは、田賀です。
先日、日本一のメロン生産量を誇る
茨城県鉾田市に産地取材に行った青果担当が
4種のメロンをお土産(試食用)に持って帰ってきてくれました。
と、いうことで
感染リスクを十分に配慮し、事務所で食べ比べ試食会を開催!
感想から言いますと、
みんな違ってみんな良い
…アバウトな結論ですみません。
試食したスタッフ18人に、4種のうち特に美味しかったものを聞いて回ったところ
好みが綺麗~に分かれたのです。
感想は後程。
▼
ではまず、4種の紹介から
▼
エントリーナンバー1
「かしまグリーンメロン」
▲かしまグリーンメロン(青肉)
【ネット(網目模様)】粗い・くっきり
【形】楕円形
見た目、味ともに肥後グリーンメロンそっくりで
ずっしり重く、果肉も厚いです。
エントリーナンバー2
「ほこたメロン」
▲ほこたメロン(青肉)
【ネット(網目模様)】普通・均一・くっきり ⇒最も美しいと感じました。
【形】丸型
もう少し追熟が必要だったかな?と思いましたが
いざカットしてみると、柔らかな果肉で果汁も豊富です。
エントリーナンバー3
「ひたち姫メロン」
▲ひたち姫メロン(赤肉)
【ネット(網目模様)】細かい・若干バラつきあり
【形】楕円形
赤肉ですが、緑~のグラデーションが綺麗。
種が多い印象を受けました。
エントリーナンバー4
「優妃メロン」
▲優妃メロン(青肉)
【ネット(網目模様)】細かい・若干バラつきあり
【形】楕円形
アロマを感じるというか、少し特徴的ですが香りが最も良かったです。
そして何より皮と果実の狭間は特に、果実の色が美しい。
▼
スタッフの感想
▼
「かしまグリーンメロン」
-香りと甘みのバランスが良い。
-食べ続けられる美味しさ。等
試食した18名に、中でも好みのメロンはどれであったか聞いたところ
トータルで1番に選ばれたものは「かしまグリーンメロン」でした。
甘いけれど、くどくない、バランスの良さが評価ポイントだったようです。
「ほこたメロン」
-非常に甘い。
-コクがある。
-冷やすと美味しいと思う。等
コクを感じる程の強い甘み。
今回は常温で食べたので際立っていたのかもしれません。
冷やして食べたら濃厚なデザートに変身すること間違いなしです。
「ひたち姫メロン」
-非常に甘い。
-果汁が豊富。
-果肉が締まっている。等
果肉はしっかり固め、というのに果汁が凄い。
ほこたメロン同様、冷やして食べたいメロンです。
「優妃メロン」
-非常に甘い。
-肉質が柔らかく滑らか。
-独特な香り。等
果肉が柔らかく、口に含むとじゅわっと甘さが広がります。
メロンジュースを飲んでるみたい、という声も。
そしてやはり、特徴的な香りも注目されていました。
この結果から、メロンは甘けりゃいい!訳ではないとしみじみ感じました。
香りや食感、食べる温度帯、様々なバランスが美味しさに繋がります。
また、単体単体で食べるのではなく
食べくらべることによる、発見はとっても多かった。
メロンは1玉でも頭とおしりで味わいは異なります。
冷やす冷やさないでも味の感じ方は異なります。
様々なメロンを食べ比べてみると
自分好みの “推しタイプ “推しメロン” が見つかるかもしれません。
食文化 田賀