【実食】甘酸っぱさがクセになっちゃう!フルーツほおずきを贅沢に使ったほおずきスプレッド&ほおずきジャム

実は野菜だった?食用ほおずき(フルーツほおずき)


こんにちは、築地市場ドットコムのTwitterの中の人です。
仕事柄、毎日いろんな美味しいものを食べていますが最近は地方の特産品を使用したジャムを色々とお試し中です。最近試食をしたこちらのほおずきスプレッドほおずきジャムがとっても美味しかったのでご紹介したいと思います。

 


食用ほおずき、ってご存知ですか?鑑賞用のほおずきなら知ってるわ~、って方は多いと思いますが…食用ほおずきは日本ではまだまだ生産者さんが少ないのでそれほど出回ってはいません。中の人も築地市場で働くようになってから、生の食用ほおずき(フルーツほおずき)を初めて見かけました。ただ、食用ほおずき自体はフランスやイタリアなどの外国では珍しくなく、お料理やお菓子の材料として広く出回っているんだそうです。マルシェなどでも割と簡単に入手できるんだとか。

外側の提灯のようなガクをカサカサと剥くと出てくる、黄色の丸い実が食べられる部分になります。その見た目からなんとなくフルーツとかナッツの仲間のように思えるのですが…実は、食用ほおずきはナス科ホオズキ属の野菜となります。ちょっと、意外ですよね。ですが、糖度はとっても高く味わいはフルーツそのもの!見た目もカワイイですし、栄養価の高さから注目が集まっており、少しずつですが日本でも生産者さんが増えているんですよー。

 


最近ではスーパーフードとしても人気が出ています。ゴールデンベリー(もしくはインカベリー)という名前で販売されているのを見かけた事はありませんか?食用ほおずきは南米ペルーの高地が原産。その栄養価の高さから、昔は薬としても用いられていたんだそう。食用ほおずきが育ちやすい環境が似ているという事で、日本では標高の高い高原地帯などで栽培されています。

 

甘酸っぱいとクリーミーのコラボ、ほおずきスプレッド


こちらのほおずきスプレッドとほおずきジャムは長野県のほおずきファーム白馬さんの商品。長野県北安曇郡、白馬村の標高はおよそ700メートル。1日の寒暖差が大きいので、食用ほおずきに酸味と甘みが出てきます。つまり、食用ほおずきの栽培に適した環境なんですね。生のフルーツほおずきは販売期間が限られているのですが、加工品は1年を通して購入が可能です。
まずはほおずきスプレッドの実食レポから!

 


長野県白馬村で育ったオーガニックのフルーツほおずきに、ナチュラルチーズをたっぷりとあわせています。原材料はとってもシンプルで、他にはグラニュー糖やレモン果汁など最小限におさえられているんです。仕上げにブランデーを使っているので、ちょっぴり上品な味わいに…。

 


トーストにほおずきスプレッドをたっぷりとのせて頂きました!フルーツほおずきの甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。

 


ナチュラルチーズを加えている事で、フルーツほおずきの甘酸っぱさがダイレクトに感じられる訳ではなく、まったりとしたコクもあるんです。クリーミー♪って感じ!質感はとっても滑らかで、パンにも塗りやすかったですよ。バターを塗らなくても大丈夫だと思います。ナチュラルチーズ入りですが、後味はくどくないのでガンガン食べられてしまう…危険!フルーツほおずきのツブツブ感もちゃんと残っています。

 

生のほおずき感を楽しみたいなら、ほおずきジャム


もうひとつは、ほおずきジャム。ほおずきスプレッドに比べると透明感があり、より生の食用ほおずきの味わいに近いと思います。

 


こちらも原材料はいたってシンプル!フルーツほおずき、甜菜糖、レモン果汁のみ!添加物は一切使用せず、丁寧に仕上げたほおずきジャムなんです。

 


せっかくなのでほおずきスプレッドと食べ比べをするべく、同じようにこちらもトーストにのせて…。チーズが入っていないので、パンにはバターを塗りました。フルーツほおずきのゴロゴロ感がハンパないです…!わかりますか、この果肉感!食用ほおずきをそのまんま食べているのとほぼ変わりません。

 


なんというか…干柿とかあんずに近いかな?と思いました。ジャムなのですがそんなに煮詰まっていないので、果肉をそのまま食べているような感じですし果汁もあるんですよー。そして、こちらのほうがフルーツほおずきのツブツブ感がスゴイですね。食用ほおずきをまだ生で食べた事がありません、って方にはこちらのほおずきジャムを是非オススメしたいです。

 


もちろん、個人の好みもあると思いますのでどちらが上でどちらが下か、ってのは言えないんですけども、どちらも長野県で育ったフレッシュなほおずきの味わいをうまく閉じ込めた加工品だな~と思いました。いつものジャムをちょっと変えてみると楽しいと思います。

 

プチギフトにも使えるオサレなラベルがポイント


食用ほおずきは長野県だけではなく、全国各地で生産者さんが増えているみたいなので、アンテナショップなどでもほおずき商品を見かける事が出来るかも知れないです。
また、こちらのほおずきスプレッドとほおずきジャムはラベルのデザインも超~お洒落なのでプチギフトにもいいかも!\(^o^)/

 

ほおずきファーム白馬(公式サイト)
ほおずきファーム白馬(FB)