【たのしむ、ふくしま】福島フェス2017 at 六本木ヒルズにFRUIT CULTURE PROJECTのサポーターとして参加してきました!

ふくしまに心を寄せるすべての方々へ


こんにちは、築地市場ドットコムのTwitterの中の人です。10月14日&15日の2日間、東京に『港区ふくしま』が2日間だけ出現?…という訳で、六本木ヒルズアリーナにて開催された福島フェス2017に参加してきました~!個人的にめちゃんこ楽しかったので、写真多めで当日のレポートをしたいと思います!\(^o^)/

 


さて、福島フェスとは「“うつくしま”の魅力を知ってもらいたい。そして“復興のその先へ”。」というテーマのもと、福島県にギュッと詰まっているたくさんの魅力(美味しい食材、広い土地に散らばる文化)をイベントを通じて発信していくというプロジェクトです。美味しい福島グルメを味わう事が出来る屋台の出店ほか、様々なプログラムが用意されていてずーっといても飽きる事がなく楽しめました。

 


お土産などで見かけた事がある、赤べこの大きなオブジェも登場。撮影スポットにもなっており、皆さんが次々と撮影→SNSにアップしていましたよー!
これね、ちゃんと首をゆらゆらと振るんです。そういえば会場ではアンケートに答えると赤べこのキーホルダーがもらえたり、手作り赤べこ体験が出来たりと、赤べこ尽くしだったような気がします。赤べこ、カワイイよ、赤べこ。

 


福島フェス2017のサポーターズの名前が書かれた提灯!福島県を応援してくれる方々がこんなにいるんだな…と嬉しくなってしまいます。よーく見ると、みなさんもご存知の方のお名前も…?

 


毎年、福島県の伝統行事やお祭りとコラボをしている福島フェスですが2017年は福島わらじまつりとのコラボが決定!という事で、会場のあちこちにデーンと飾られていた、巨大なわらじ。これ、途中でわらじを実際にかついでグルグル回るという本物の福島わらじまつりさながらのパフォーマンスも見る事が出来ました。すごい貴重な体験。そして、とてもシュールでした…!

 

大野農園さんの雹害りんご、詰め放題!


こんな感じで六本木ヒルズに到着早々、会場を満喫していた中の人ですがウッカリ本来の目的(取材&お手伝い)を忘れるところでした…。えーと、マルシェ店長の八下田さんはどこかな…と探すと、いたいた!手には真っ赤なりんごがいっぱい。そしてなんだか可愛い軍手もしております。

 


今回はいつものマルシェ出店をしている「築地ぷらす」ではなく、株式会社 食文化として参加いたしました。果実の価値をデザインする、FRUIT CULTURE PROJECTのサポーター企業としての参加になります。大野農園さんちのりんご、とーっても美味しいのに雹害にあってしまった為、表面にいくつかの傷や穴がついてしまっただけで価値が下がってしまうのです。でも、味は全く問題なく美味しい!コレは勿体ないぞ!…という事で、雹害りんごである事をきちんとお客様にお伝えした上で、お得に楽しんで頂けるように今回は「りんご詰め放題」という企画をしました。

 


2日間でご用意したりんごは、酸味を少し感じる昔懐かしい紅玉、安定感のある美味しさを楽しめる弘前ふじ

 


生食でパリパリ食べるならオススメのジョナゴールド、そしてファンがとっても多いシナノスイートの全4品種です。この中から、ランダムに好きな品種のりんごを選んで頂き、ビニール袋に入る分だけどんどん詰めていって頂きます。紅玉が好きなの~、と紅玉ばかり詰める方もいれば、まんべんなく全部の品種を詰めて食べ比べをしてみます!という方もいらっしゃいました。

 


また、りんごはとっても重いのでそんなに持ち帰る事が出来ないよ~、というお客様の為にこんなに可愛いギフトBOX入りの規格もご用意!

 


これまでにもイベント等でお世話になっている、エールマーケットさんも(株)食文化と同じくサポーター企業としてご参加頂きました。りんご3個、ギフトBOX以外にもエルマのロゴ入りトートバッグにお入れしましたが、女性や子供さんから「可愛い~!」の声が。エルマさんのロゴグッズ、本当に大人気なんです。

 


実際にお味を確かめて貰ってから買って頂きたいので、試食もバッチリご用意。もちろん、買って下されば嬉しいのですが福島県の美味しいりんごの味を知って貰えるだけでも…という思いで、大野農園さんも沢山りんごの試食を用意して下さりました。

 


自分でりんごを選べない、というお客様には大野農園さん自ら美味しいりんごをチョイス!なんと言ってもご自身が育てたりんごですので、説得力もあるというものです。中の人も美味しいりんごの見分け方のコツ、教えて貰っちゃいましたー!すっごい勉強になった…!

 

ところで、FRUIT CULTURE PROJECTって?


果実の価値をデザインする、FRUIT CULTURE PROJECT。私達も通信販売で青果物を販売しているので重々承知なのですが、流通において一定の品質を確保するという意味で、どうしても「規格外」というものが出てしまいます。それは見た目であったりサイズであったり、検査項目の数字から外れてしまうと一気に価値が落ちてしまうんですね。中の人もたまに検品のお手伝いをしますが、そういう弾かれてしまった商品はありがたく頂き、試食したり自分のおやつ(えっ)にしたりすると、決して「マズイ」訳じゃないんです。でも、それをお客様に販売する事は出来ない…。美味しいのになあ、勿体ないなあ、っていつも思っていました。

FRUIT CULTURE PROJECTさんではそういう規格から外れてしまった果実をデザインする事で価値を持たせて、多くの方に幅広く知って頂くという活動を行っています。

 


そして、今回は大野農園さんで育った美味しいりんご、だけども雹害(雹が降ってしまった為にりんごの果実にぼこぼこと穴があいてしまった)の為に見栄えがちょっぴり不恰好なりんごをご紹介したいと思い、ブースにてりんご詰め放題を企画させて頂きました。

 


エールマーケットさんのコンセプトは「買い物はモノだけではない。応援です。そんなマーケット。」
自然災害でキズモノになった農産物、見た目がよくなくても実はおいしいんだよ~って事を正しく知ってもらう事により、自分の「いいね!」を基準にみんなでいただく、を広めています。

 


中の人は2日目だけ参加しましたが、1日目もかなり好評を頂いていたようで、大野農園さんも「りんご足りるかなあ…」って途中から心配されていました。マルシェ店長・八下田が次々とお客様を呼び込みます。

 


そうそう、見てコレ!大野農園さんのオリジナルグッズなんですけど、すっごい可愛い軍手!りんごマークがついているんです。スタッフがこの軍手をつけて接客をしていると、「えっ、カワイイ!これ買えるんですか?」という嬉しいお声も頂きました。買えるんです…!しかもなんと1000円なんです…!とってもリーズナブルだと思いませんか?数種類のカラーのご用意がありましたが、一番人気はダントツでこの黄緑色。次が紺色かな。オサレで買っていかれる方のほか、本気で農業やってます系の方も買われてました。実用的なんですよ、これ。

 


うちのねぎ部長(左)と大野農園さん。今回、イベントでお顔を合わせるのははじめましてのスタッフも多かったのですが、福島フェスの盛り上がった会場の空気でなんとなくみんな高揚しており(笑)、終始なごやかでいい雰囲気のまま過ごせたな~と思います。混雑していても息ピッタリでりんごの受け渡しをしたり、ステージが始まればみんなでノリノリで踊ったり(笑)。

 


もちろんスタッフだけではなくお客さんもノリノリ…!「じゃあ詰め放題で!」と勢いよくりんごをビニール袋にみなさん詰めていきます。都合上、お顔を掲載する訳にはいかないんですが、本当にみなさん超笑顔でりんごを楽しく詰め込んでらっしゃいました。もー、ニッコニコなんです。大野農園さんもそんなお客さんの楽しげな様子を見て、とても喜んでらっしゃいました~。

 

休憩時間に福島フェスを満喫してみたよ


今回、福島フェス2017が開催された六本木ヒルズアリーナは屋根がある場所でしたので、小雨が降っても手ブラで福島グルメを楽しめてよかったです。とは言え、屋外ですので夕方以降はちょっと冷えましたね~。来年はもうちょこっと温かい恰好をして行こう…。

 


大人気だった、ふくしまの酒まつりブース。500円で好きな銘柄のお酒、2杯分を利き酒出来るんだそうです。飲み比べしてみたい方には嬉しいですよね!

 


福島の美味しいものの物販ブースも賑わっていましたよー。和風ドレッシング、トマトドレッシングなどのほか、焼肉やキムチの万能だれなんかも。

 


お隣さんだった、楢葉町(ならはまち)のブースでは楢葉町でとれた新米300g(約2合)をプレゼントという企画が大人気で終始行列が出来ていました!Twitterなんかを見てみると、その日の晩に早速こちらの美味しいお米を食べました~、という報告もチラホラと。

 


福島県のアンテナショップ、日本橋ふくしま館で大人気の桃の恵ジュースと黄金桃サイダーも発見!黄金桃サイダーは夏にマルシェでも販売しましたが、美味しいです。

 


中の人が個人的に大好きないもくり佐太郎本舗ほか、福島グルメや福島の特産品もズラリ。もう本当に、福島フェスに遊びに来るだけで福島旅行しちゃったかのような満足度です。

 


きゅうりミルクのジェラートなんていう、不思議な福島スイーツも…?日本一の岩瀬きゅうりがアイスになった!という事で、肌寒い日ではありましたが「きゅうりのアイスって珍しくない…?」と意外と沢山のお客さんが食べてるっぽかったですよ。どんな味なのか気になるー!

 


会場のインフォメーションブースで販売されていた、福島フェスサポーターズバッジ(1000円)が超可愛いかった…!イベント期間中、このバッジをつけているとタイムセールのサービスを受ける事も出来たみたいです。福島フェス自体は無料イベントとなっている為、今後も継続的に開催できるようにという願いを込めて応援して下さる方々にご購入頂きました。でもこのバッジ、普通にカワイイ!

 


ゆるキャラも登場~!楢葉町(ならはまち)をPRする、ゆずたろうです。チビッコ達にとにかく大人気で、この後ずーっと引っ張りだこで写真撮影をしていました。よく見ると、ゆずたろうも胸元にサポーターズバッジをつけてくれていますね。嬉しい。

 

りんごの詰め合わせも完売までラストスパート


ブラブラと会場内を見て回ったあと、再びブースにてりんご詰め放題のお手伝い。イベント終了まであと数時間と迫る中、お客さんがここでドドッと詰めかけ、あっという間に沢山のりんご達が飛び立って行きます。

 


一番最初に完売したりんごは、シナノスイートでした。試食で初めて食べたというお客様のほとんどが「すっごい美味しい、このりんご!」と言って袋いっぱいにシナノスイートを詰め込んで帰って行きました(笑)。他の品種に比べて出回る時期や場所が限られているため、このチャンスにまとめ買いという方も多かったみたいですね。

 


そして、弘前ふじ、紅玉の順番にそれぞれ完売して行き、残るはジョナゴールドのみ!

 


これ、全部空っぽになってしまったコンテナです。

 


ブースすぐそばのステージでは、東京スカパラダイスオーケストラさんのリハーサルが始まり会場の空気がグッと変わるのを肌で感じました。

 


前日はRAG FAIRさんが、この日は東京スカパラダイスオーケストラさんが、もちろんその他にも出演された方々が福島フェスを一気に盛り上げて下さった感じ…!写真撮影NGですので、盛り上がる会場の様子でもどうぞー。


呼び込み係の八下田も、休憩しつつステージを楽しみます(笑)。


そしてそして…。ついに大野農園さんのりんご完売の瞬間が!最後の1袋をお買い上げ下さったお客様と一緒に、「りんご完売でーす!」「ありがとうございまーす!」とスタッフだけではなく、ブース周辺にいた皆さんで一緒にお祝いしましたー。

 


りんごが完売してなくなってしまう直前に、慌てて記念撮影をした1枚です。ねぎ部長(左)と大野さん(右)です。2人とも、いい笑顔!

 


最後はお手伝いして下さった皆さん全員で記念撮影。

 


今年は福島県とのご縁を沢山頂き、イベントにも多く参加させて頂いていますが今年一番大きなイベントだったなー、と思います。スタッフとして関わる事が出来て、とっても勉強になりました。また、いつも思う事なんですけれど、イベントなどを通じてスタッフやお客さんの垣根もこえて、みんなで盛り上げるあの一体感って本当にワクワクします。今後もこういうイベントに積極的に参加していきたいと思いまーす!長い長いレポートになってしまいましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました\(^o^)/

 

福島フェス2017(公式サイト)
福島フェス2017(公式Twitter)
大野農園(公式サイト)
大野農園(公式Twitter)
復興応援 キリン絆プロジェクト(公式サイト)