【旬の桃は美味しい】カリカリ硬めの桃からトロッと柔らかい桃まで…全8品種の桃の食べ比べイベント レポート(第2回)


こんにちは、築地市場ドットコムのTwitterの中の人です。
8月28日に3×3Lab Futureで開催された桃の食べ比べイベントのレポート、第2回をお届けします。


まずはじめに今日のイベントの目的の確認から。これは中の人が桃の家系図を作成した理由にも繋がるのですが、桃にはものすごーく沢山の品種があるにも関わらず、店頭ではなかなか紹介されない&わからない桃の品種の違いについて食べ比べを通して知って欲しい!そして、流通の都合でなかなか店頭に並ばない完熟桃の味を知って欲しい!最後は、全国各地から様々な果物や野菜が集まってくる市場そのものの魅力を知って欲しい!を本日のイベントの目的に設定しました。


はねだ桃園の羽根田さんにバトンタッチし、桃の品種ごとの違いについて詳しくご説明頂きます。


イベント開始前に試食をして吟味した順番に桃を紹介していきます。トップバッターは恵白(めぐみはく)から!羽根田さんの解説を聞きながら、テーブルそれぞれで参加者さんご自身に桃をカットして貰いました。ちゃんと桃のカット方法についても羽根田さんにレクチャーして頂いてます。おかげでみなさん、綺麗にカットをする事が出来たみたいです。美しい桃の断面図!


イベントにはお友達同士で参加された方もいらっしゃると思いますが、ほぼみなさん初対面のはず。それなのに、皆さんとても積極的&親切な方ばかりで、それぞれ協力しながら桃をカットして試食をし、品種ごとの味わいの違いについて意見交換をされていましたよ。


当初予定していたよりも品種が増えてしまいましたので、駆け足で次々と桃の品種をご紹介していきます。
中の人もこれまでに沢山の桃を食べて来ましたが、同時にこれだけの品種の桃を食べ比べ出来る機会なんてのはなかなか無いので自画自賛ではなく、このイベントは本当に素晴らしい桃の食べ比べイベントだったなあ、と思います。

食べ終わったあとは、付箋に食べた感想を書いて壁にペタペタと貼っていきます。同時に食べてこそわかる、桃の甘さ、酸味、香り、食感の違い。硬い桃が好きだー!って人もいれば、とろんと柔らかい桃が好きという人もいます。味の好みは人それぞれ違うのです。


桃農家さんから直接お話しを聞けるという機会はなかなかありません。羽根田さんも解説に熱がこもります。


そしてこの日のフィナーレを飾る桃がついに登場です…!
糖度20度以上の桃だけを厳選した、古山果樹園のとろもも。ここだけの話ですが、某デパートなどでは最低でも1玉5万円のお値段がつく超絶プレミアムな桃なんです。当サイトで販売しておきながらなんですが、実は中の人はまだ一度も食べた事がない桃…。スタッフ特権で試食させて頂きましたー!


さすがにこの桃はプロの手にお任せしたほうがよいだろう、というねぎ部長の判断で特別に羽根田さんと南さんにカットして頂く事になりました。さすが普段から桃を取り扱っているお二人なので、あっという間にとろももをカットして下さいました。それを見つめる参加者の皆様。


なかよし\(^o^)/


テーブルへカットしたとろももをお配りする間、古山さんに託されたお手紙をねぎ部長が読み上げます。本当は是非このイベント会場にもお越し頂きたかったのですが、桃農家さんにとっては忙しい時期であった為、今回は残念ながらこちらのお手紙にかえて古山さんの思いをお伝えさせて頂きました。
しかし、封筒がなんだか果たし状みたいですね(笑)。


お手紙の内容はこんな感じ。古山さんだけではないと思いますが、東日本大震災以来、福島県で農業を営んでいる方々にとっては辛い時期が長く続いていたと思います。もちろん農業だけではありませんし、少しは良くなってきたように思えますがまだまだ大変なご苦労をされている事と思います。古山さんのお手紙の内容は福島県で食に関するお仕事をされている方々のお気持ちそのものではないかな…とお手紙を読んで感じました。古山さんの分身である桃、ありがたく頂戴します!


で、こちらが5万円するとろもも。糖度の高さによってお値段が変動するそうですが、1玉ずつ丁寧に古山さんが直筆で桃の糖度を書き込んだカードを添えて下さってます。


テーブルの上はこんな感じ。ただ単に食べて美味しいね~、で終わるのではなく、食べた感想や気づきなどを参加者同士で意見交換。テーブルを回ってみなさんのお話をチラチラと聞かせて頂いたのですが、人それぞれやっぱり好みが違っていて楽しかったです!


食べ比べをした桃の感想は付箋に書いて壁にペタリ。他の参加者さんの付箋を見るのも面白かったです。続く。
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