美ら島あぐー豚のベーコンブロックで秋らしさを考える

商品部の田中です。いつもは肉や加工品の仕入れを中心に行っており、今回の美ら島あぐー豚のベーコンブロックは近々で販売予定です!

沖縄県で育てられているあぐー豚にはいくつか交配の掛け合わせにより種類があります。

琉球国王「察度」の使者「泰期」が明国から種豚を持ち帰り繁殖させ、 食用に供したのが始まりとされる、原種のアグー豚。(「沖縄在来豚『アグー』の復元と沖縄の食文化」宮城吉通著)

脂身が多い豚種ということもあり、高価だった良質な脂をとることも目的だったとか。

沖縄在来豚『アグー』

アグー豚はそれぞれ品種登録や商標登録により、「あぐー」「アグー」「美ら島あぐー」「琉球あぐー」「紅豚」など、呼び名(ブランド)が分けられています。

今回はその中でも原種の血統を引き継ぐ「アグー」50%と「大ヨークシャー」「ランドレース」の掛け合わせ50%で交配された「美ら島あぐー豚」で作ったベーコンブロックの準備をしております。

ちょうど、秋の収穫祭ということもあり、秋らしい料理をと考えて、ジャーマンポテトならぬ、さつまいもとかぼちゃ、きのこたっぷりのジャーマンポテト風を作りました。

美ら島あぐー豚のベーコンブロック

1ブロックあたり、1.3~1.5キロ程度の不定貫ブロックです。1枚のバラ肉を3分割程度にカットしてこの大きさです。

スライスベーコンも良いのですが、ブロックベーコンですと、厚切りステーキやお好みの大きさに切って様々な料理としても楽しめるため用途も広がります。たまにはベーコンエッグのベーコンを厚切りにして食べてみるのも豪快で良いかもしれません。

美ら島あぐーのベーコンを使った秋のジャーマンポテト風

社内では収穫祭の企画で盛り上がっています。肉はあまり旬がないので、んーーーーと悩んでしまいますが、こうして秋の野菜たちをたっぷり入れると、秋らしくなるなぁと感じています。

さつまいもとかぼちゃを素揚げにして、冷蔵庫にあった全種類のきのこたちをたまねぎと一緒にバターで炒め、厚切りにした美ら島あぐー豚を投入。ベーコンに焼き色がついたら、揚げた野菜を入れて味を調えたら完成です。

キャンプやBBQに持っていき、ダッチオーブンで作っても美味しいかもしれません。

10月秋の収穫祭イベントまでに準備をしていきます。

1年1095食の楽しみを。