豊洲市場ドットコムの井上です。
私は、県、市町村、商工会や市場の方のご縁をたどり、
日本全国に出向いて、これは面白い!という食材・商材を発掘することを担当しております。
今回は、熊本県の南・津奈木町にある
平国丸さんという漁師かつ水産加工会社さんの商品です。
その加工の全工程を見させてもらった時は、かなりの衝撃でした。
魚が水揚げされてから、さばいて、味付けして、商品となるまので全工程で最短で5分。
「究極の鮮度」で作られる、出汁茶漬け(漬け丼)です。
太刀魚、真鯛、旬の魚の漬けが入ります
★熊本の漁師船・平国丸『船上活締め・瞬間冷凍出汁茶漬け 3種×各2袋』※冷凍
平国丸(ひらくにまる)というのは、漁船の名前です。
この漁船を所有する浜田さんは、
自ら操縦し津奈木町に面する不知火海に魚を獲りにいきます。
獲った魚はその場で活き締め・血抜きをし、氷水で鮮度を保ちます。
漁港に戻るとその魚はすぐさま加工場に運ばれるのですが、
漁港から加工所まで、なんと歩いて1分もない距離にあります。
加工所に着くと、すぐに魚はさばかれ、
切身にしてから自家製の出汁に漬けます。
1晩漬け込んでから、手作業で1人前づつ袋に詰め込み、
瞬間冷凍機で凍結して完成です。
お届けしたかったのは
「漁師が食べるブリブリした食感の鮮度抜群の味」です。
これって、漁港でしかほとんど食べられない味で、
私の本拠地豊洲でさえも、この味の魚を手に入れるのは容易ではありません。
銀座や麻布にあるようにあ鮨屋の魚はどうか?というと、
あれは、刺身と言えどもひと手間加えた”料理”なので、これとは違います。
獲れたての魚は、一言でいえば「清い味」です。
魚そのものの味で、これは一切の臭いがありません。
切った身を何もつけずにそのまま口にいれても臭くない。
そういう魚をご存知でしたか?
浜田さんは、この味をどうしても皆さんに知ってもらいたくて、
今回、この商品を作りました。
味つけには化学調味料は入れず、
それぞれの魚でとった出汁と調味料だけでします。
基本となる魚は真鯛と太刀魚、この2種は不知火海でとれる魚の中でも
食感も味わいも最高の自慢の魚です。
それに季節に応じて獲れる魚をいれます。
ブリブリっとした食感を味わってください。
浜田さんは茶漬けが一番おいしいと言いますが、
私はづけ丼というか、刺身とご飯で食べるのが一番おいしいと思います。
ワサビやネギとの相性は抜群なので、薬味を忘れずに!
浜田さんとは新商品をまた作っていこうと思います。
まずは、この商品をお試しください!
太刀魚、真鯛、旬の魚の漬けが入ります
★熊本の漁師船・平国丸『船上活締め・瞬間冷凍出汁茶漬け 3種×各2袋』※冷凍 |