”桃の名人”古山浩司さんはリンゴもすごい／大野栄峰さん「完熟りんご」を直送します《福島県の個人生産者さん紹介》

豊洲市場ドットコム一年目の鈴木です。
本日は当店でも大変評判高い
福島県の個人生産者さんをご紹介します。

一人目は古山果樹園　古山浩司さんです。

古山さんは独自の栽培方法を追求し、
異次元の糖度20度超えなど超高糖度の桃を生み出す凄腕生産者さんです。

そんな古山さんは桃だけでなく「林檎の”美味い”のその先を見てみたい」
と桃とは栽培方法が180度異なるといわれる、りんごを作っています。
今回のりんごも全量糖度センサー検品で15度以上に限定し出荷します。

寒さがりんごの糖度を上げ、蜜を作り出すため
出荷期間の目安は「霜が最低3回降りたら」
と古山さんにいわれ

そろそろかな・・・と販売の調整を試み、電話をしたところ

「霜は3回降りた。でも葉の紅葉の進みが悪い！
葉から栄養を吸い取って味をのせられる余地がある！」

と出荷時期はまだ先との返答。
どこまでもりんごの最高の状態を追い求める
古山さんらしい返答です。

古山さんにしか作れない・見極められないりんご
もう間もなくお届けです、楽しみにお待ちください。

就農前の古山さんの職業はエンジニア。
古山さんはこのエンジニアの経験が農業に活かされているといいます。

”科学的に立証された技術を元に論理的に果物を作る”
一つひとつの果物の熟度やなりが全て頭の中にあり、
脳内で緻密に計算されているのです。
果物を美味しくするための設計力こそが古山さんの果物の美味しさです。

ぜひ、古山さんのつくるりんごを味わっていただきたいです。

二人目は大野農園　大野栄峰さん

完熟りんごにこだわる大野さんは
通常よりもりんごを長く樹上にならせ、7〜10日ほど遅く収穫をむかえます。
また、りんごが届いたら是非りんごのお尻に注目してみてください。
りんごのお尻に花の咲ききった後の穴のような箇所があり、
その部分が閉じた状態でなく、綺麗に開いている状態が完熟の印です。

大野さんはこのように完熟のりんごを見極め出荷しています。

流通の面から早もぎされた
スーパーに並ぶりんごを食べ慣れていると
味の濃さに正直、驚きます。
産地直送だからこそできる
りんごの持つ実力や本来の甘さに触れていただきたいです。

栽培過程で少々出てしまう傷、スレ果、つるわれ・・・
簡易包装にして少しお安くお届けする規格もございます。

大野さんは数々の自然災害を乗り越えてきた生産者さんです。
2011年の東日本大震災から始まり、2017年には局地的に降り注ぐ雹が大野農園を襲いました。
その雹の爪跡は保有する圃場の約8割のサンふじりんごにダメージを与え甚大な被害を残しました。

そして幾度となく当店でもお客様にご協力いただいてきました。

「感謝の気持ちをりんごで伝えたい」
今年も大切にりんごを育んでいます。

また、大野さんは
プロアスリートのセカンドキャリアとして
農業を一つの選択肢として考えてもらえるよう
地元サッカークラブ
福島ユナイテッドFCの選手らへ
栽培指導なども行っています。

農業の枠にとらわれない人との繋がりを大切にする生産者さんです。

是非そんな大野さんのりんごに触れていただきたいです。

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