嶽きみ産地の現状についてご報告いたします。

毎年5トン以上ものご注文をいただく、青森県ブランドとうもろこし「嶽きみ」について産地の現状と当店の決定をご報告いたします。

8月末までは順調に育っていたのですが、過去にない猛暑により9月収穫分に壊滅的な影響が出ています。
加賀谷さんの農園では、現在約9割のとうもろこしが被害果になってしまっています。
この報告を受け、豊洲市場ドットコムとしても一部のお客様にキャンセル・ご返金とさせていただきたいと考えております。

お待ちくださっていたにもかかわらず本当に申し訳ありません。
来年の嶽きみを楽しみにお待ちいただけますと幸いでございます。
以下に産地の詳細をご報告いたします。

1.おしり部分の不稔

今年は7月末から弘前市内で雨がほとんど降りませんでした。
水不足により、とうもろこしが養分を吸収することができず、このような状態のとうもろこしが発生しております。

2.虫害

例年にない猛暑で防除の効果が減少し、虫害が発生しています。
弘前市ではほとんど毎日が30度越え。例年にない紫外線の影響で有効成分が分解されてしまいました。
加賀谷さんの嶽きみ農園をはじめ、地域全体で収穫予定の7~8割に影響しています。

JA津軽弘前 嶽きみ部会部会長 加賀谷靖彦さん

加賀谷靖彦さん、剛志さんよりメッセージをいただきました。

「40年近くトウモロコシ栽培をしていますが、このような事態は初めてです。
生産している人間としても、しっかりした嶽きみを送りたいと考えております。
虫がついているものや被害果を除くとすべての人にお届けできない可能性が高くなっております。
本当に心苦しい限りです。
来年は異常気象にも負けないよういい嶽きみを作れるように精進していきますので、今後とも「嶽きみ」をよろしくお願いいたします。」        

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豊洲市場ドットコムといたしましても、今回このような決定に至ったこと
お客様に対しても大変申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。
誠に申し訳ございません。

猛暑による影響は各地に出ております。当店でも生産者支援なども実行してまいりますので、
今後とも当店にご愛顧賜りますよう、何卒お願い申し上げます。